ONLINE健康推進室では、経験豊富な3名の産業看護職が皆様の健康づくりのために、日々色々なことにチャレンジしています。
より皆様に看護職を身近に感じていただきたいという思いから、今回は、ONLINE健康推進室の立ち上げから携わっている齋藤看護師をご紹介します!
循環器の専門病院で20年近く看護師をしていたとのこと。病棟や外来、救急など幅広い分野を担当!
Q.循環器というと、心臓病を思い浮かべますが、長いご経歴の中でどのようなことを経験されたのか教えてください。
A.おっしゃる通り、心臓病を抱えた患者様の看護が中心でした。救急や集中治療室、病棟や外来など一通りすべて経験してきました。病気だけではなく、その原因となる生活習慣病(血圧、脂質、血糖、体重など)のご相談や、退院後の生活に関わる介護相談など、たくさんの方のサポートも経験することができました。
看護師は、病気やケガをケアすることだけが仕事ではありません。
不安になっていらっしゃる心に寄り添いながら、退院した後も体調を整え元気にお仕事やプライベートを過ごしていただけるよう、サポートをしていました。
Q.ONLINE健康推進室の立ち上げに携わろうと思ったきっかけを教えてください。
A.病院での仕事を通して、普段からの小さな悩みごとや、気がかりなこと、健康になりたいと思うことからアプローチすることで、皆様がより元気になるのではと考えたことがきっかけです。
ONLINE健康推進室は、「働くすべての人を心身ともに健康に導く」ことをミッションにしています。
コロナ禍で、働き方などがオンライン化するなど、状況が多様化してきました。ご自身の生活を見直し、より良くしたいといったお気持ちを持たれる方や、メンタルケアをしていきたいという方が増えてきたと感じます。
オンライン健康推進室がそういった方のお役に立てるのではと思い、立ち上げに取り組みました。
Q.いまのお仕事のやりがいや、齋藤さんのモチベーションにつながっていることは何ですか?
A.主に、チャット相談の対応をしています。
AIが回答しているのでは・・・と、懸念される方も多いのですが、裏側では私たちが、1件1件丁寧に対応させていただいております。
そして、やりがいやモチベーションを感じる点は、2つあります。ひとつは、チャット相談でたくさんの方につながることができることです。
ご相談者様が、ご自身のことを誰かに聞いてみるというのは、とてもハードルが高いことだと思うのですが、そこを超えて相談いただけることがとても嬉しく感じます。
もうひとつは、毎回、サンクスメッセージをくださることです。とても心が温まりますし、本当に、皆様のお声が励みになっています。
Q.健康相談はハードルが高いイメージがあるのですが、みなさんどういったきっかけで使っているのでしょうか?
A.おっしゃる通り、ハードルが高そう・・と思われている方が多いかもしれません。
ご相談をしてくださったきっかけは、同僚からの勧めや、LINEだから気軽に投稿してみようかなと思っていただけたことが多いようです。
「相談」をタップするまでがドキドキすると思いますが、そのあとは画面のフローに沿って入力いただければカンタンです!
実際の相談内容はとても幅広いです。アンチエイジングやダイエット、健康診断、受診、子育て、メンタルなど、ちょっと聞いてみたかった、というようなこともとても多いです。
お知り合いやお友達に看護師がいて、「最近これにはまっているのだけれど、実際どうなの?」「最近こんな様子で、何でだろうと思っているの。」と、気軽に話しかけている様子を想像してみてください。
私自身が、LINEのなかでそういった存在になりたいな、と思っています!
Q.これからONLINE健康推進室で取り組みたいことはありますか?
A.チャット/WEB相談や、お便りの記事作成、健康づくりイベントの企画や配信をしています。
登録いただいている皆様に、どれか一つでも、読んでよかった、知ってよかった、と思えることをお届けしていきたいなと思っています。
また、こんな機能があったら嬉しいということがありましたら、ぜひご要望もお聞かせください。
機能改善も図りながら、皆様のスマホの中でいつでも寄り添える存在にしていきたいと思っています。
齋藤看護師、インタビューありがとうございました!病院での看護師歴が長い中で、働く方々のお役に立ちたいというお気持ちが、ONLINE健康推進室との出会いだったのですね。