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✨理学療法士が解説✨
トップアスリートが実践する「睡眠疲労回復術」

2023/08/15
ヘルスアップ健康だより

健康だより特別配信!

皆さん、こんにちは。
前回はトップアスリートが実施するパフォーマンス向上術をお話ししましたが、日々のルーティンは何か生活に取り入れられましたか?少しずつ意識改革もできたらいいですね。
今回は皆さんの生活にも身近な「睡眠」についてのお話とケアの実践についてお話ししていきます。

前回の理学療法士特別健康コラムはコチラ↓
今日からできるパフォーマンス向上術

睡眠について

実は、トップアスリートは自分に合った寝具を見極めています。
寝ているのに疲れが取れなかったら次の日のパフォーマンスに影響しますよね。
寝具は、アスリートに限らず私達のライフスタイルにも大きく影響を与える可能性があります。
寝る前のチェックやルーティンを行い、快適な朝を目指しましょう!

トップアスリートの寝具調整術

アスリートはセルフチェックを欠かさず、日々の調子に合わせながら寝具を調整しています。是非皆さんもチェックしてみましょう!
セルフチェック1
仰向けに寝て、腰とマットレスの間に手が入りすぎる人は少し背中の緊張が高い(反り腰)サインかもしれません。
そんな時は背中や股関節のストレッチやお腹のトレーニングが必要です。
背中が浮いている人の対策は、バスタオルを半分に折り、腰から骨盤のところに敷いてみてください。隙間を埋める効果があります。

セルフチェック2

姿勢的に猫背であったり首が前にでている人は、枕が高いと首が前にいくのを助長してしまいます。肩こりがひどいのは枕が原因なんて事もよくあります。
対策として、バスタオルを2~4枚ほど用意し、頭くらいの大きさの正方形になるように折り、バスタオルを重ねて枕を作ってみましょう。
まずは3枚程度重ねた枕から使用をはじめてみると理想的な高さに近づきます。理想的な高さに近づきます。
一晩就寝し、起床時の身体の状態をチェックします。調子が悪ければタオルを2枚にしたり4枚にしたり自分に合う高さを探しましょう。

トップアスリートの自律神経調整術

トップアスリートは寝る前に簡単なエクササイズやストレッチを行い、身体のケアに加えて自律神経も整えています。
 今回は自律神経調整に関連する中でも「安静時心拍数」と「呼吸」にフォーカスした解説とケア方法をご案内いたします。

●安静時心拍数とは
健康な成人の安静時心拍数は、個人差はありますが「1分間に約60~100回」となっています。
最近、少しドキドキしたり心拍数が早いなんてことはないですか?また、 仕事などが忙しいことや、悩みはありませんか?
そんなときはゆっくり呼吸をしてリラックスしましょう。

●腹式呼吸
目を閉じて、鼻から息を吸うとお腹は膨らみ、口から吐くことでお腹は凹みます。これをゆっくり5回繰り返します。
心拍数がいつも通りならなら以下エクササイズを実践してみましょう!

■はじめてでも簡単!やさしいヨガ「キャット&カウ」
▼実践ポイント!
・背中の反りや丸まりを感じ、ゆっくりストレッチすることを意識しましょう
・身体に痛みがある場合は、中止してください

■寝る前にもおすすめ!肩回りストレッチ
▼ 実践ポイント!
・腕をまわす動作はゆっくりと行うことを意識しましょう
・回す側の腕は床につかないよう浮かせながら動かしましょう

■内臓を刺激して自律神経調整効果も!ドローイン
▼実践ポイント!
・呼吸する際は鼻から大きく息を吸い、口から息を吐きながらお腹をへこませましょう
・息を吐く際は、わき腹や背中側のお肉も中心に向かって小さく集めるような感覚で行いましょう

今回は睡眠によるコンディショニング術についてお話しました。
実践できそうなものはありましたでしょうか?
どの方法も今日から行えるものばかりなので、生活に取り入れてルーティン化してみてくださいね。

さいごに

今回は睡眠によるコンディショニング術についてお話しました。
実践できそうなものはありましたでしょうか?
どの方法も今日から行えるものばかりなので、生活に取り入れてルーティン化してみてくださいね。

執筆者プロフィール きくち/看護師
美容・サービス業の会社員として就業をした後に改めて看護資格取得。消化器内科・皮膚科などの臨床経験後に産業看護師として働く皆様の健康をサポートするオンライン相談業務に従事しておりました。一般論ではなく「目の前のあなた」に寄り添ったメッセージをお届けいたしますので、気になること・困ったことがありましたら気軽にご相談ください。

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