H1

健康コンテンツ

健康コンテンツ詳細

あなたは5月病のリスクあり?! 
連休だけが原因ではない、メンタルヘルス不調の理由とは?

2025/04/30
ヘルスアップ健康だより

皆さん、こんにちは。ONLINE健康推進室です。

新年度が始まり、心身の不調に悩む「5月病」の季節がやってきました。
ONLINE健康推進室ではメンタルヘルス不調のご相談をお受けすることもありますが、意外にも、若手社員だけでなく、ベテラン社員にも5月病の影響がある印象です。
5月病は「連休の生活リズムの乱れが原因」とされていましたが、実は別の理由でリスクが高まることがわかってきました。
あなたはリスクがあるか、みていきましょう。

3人に1人が経験する5月病!年齢は関係なし?

5月病は、意欲や感情、情熱がスランプに入っているような状態を指し、無気力を味わうことが多いようです。
実は、コロナ禍では、出社制限があるなどして、5月の時期のメンタル不調が減少しました。これは、在宅勤務の普及がストレスを和らげたとみてとれます。
そのためか、よりご自身のキャリアや業務内容に目が行くようになり、「役職や仕事内容の変化に対する悩み」が増加傾向にあります。
さらに興味深いのは、20代から50代まで幅広い年齢層でこの悩みは生じるものです。
つまり、5月病は新入社員だけの問題ではなくなっています。

5月病の発症はGWだけが原因ではない!

ゴールデンウイーク明けに、職場に行きたくないなあ、気力がわかないなあ、と感じる方がいるかもしれません。
5月病になる割合は、「働き方」において、不満を抱えている方のほうが上昇するそうです。
また、睡眠の質の低下、入浴の質の低下、家族との関係性への不満がそのリスクを高めます。
これらのことから、①働き方、業務への不満②睡眠の質の低下③入浴の質の低下④家族とのつながり不足が5月病の原因であることがわかります。
あなたはいかがでしたでしょうか?

5月病対策のポイント

では、それぞれに対策を打っていきましょう。
  1. 働き方の満足度を上げる
    ご自身が思う業務とのミスマッチは何なのか、職場でのコミュニケーションを振り返るなど、ストレスとなることを振り返り、周囲に業務内容の調整を相談してみましょう。
    こちらの関連コラムもご確認ください。
    ハラスメントフリーな職場を目指す!
  2. 睡眠の質を改善する
    規則正しい生活リズムを心がけ、十分な休息をとりましょう。
    睡眠リズムを整えて睡眠の質を上げる方法として、過去のコラムでマインドフルネスをご紹介しております。
    ▶マインドフルネス瞑想で睡眠の質を高めよう
  3. お風呂の時間を大切にする
    暖かくなってくると、シャワーで済ますことも増えてきます。しかし、湯船につかることでリラックス効果が高まり、寝つきも良くなります。
    心と体が「整う」おすすめ入浴法
  4. 家族や仲間とのつながりをもつ
    運動や趣味などを通じた仲間をつくり、家族との時間も大切にすると良いです。仕事を忘れる時間を作ることはとても大切です。
    「コミュニケーションが苦手…」という方は、こちらのコラムもご覧ください。
    ▶質問力を上げて良好なコミュニケーションを!会話が楽になる3つテクニックとは?

まとめ:5月病は予防と早期対応が鍵

5月病は誰にでも起こりうる問題です。
しかし、働き方の見直しや生活習慣、家族との関係を見直すことで、その影響を軽減できる可能性があります。
新年度のスタートを健やかに過ごし、心身ともに充実した1年にしていきましょう!

執筆者プロフィール 齋藤/看護師
循環器専門病院にて約20年看護師として勤務。看護師の経験を活かし、オンラインでの健康相談を延べ1万件の対応をしてまいりました。得意とする相談は、睡眠障害、メンタルヘルス、生活習慣病など。オンライン健康推進室では、コンテンツ作成、コラム執筆、チャット健康相談やオンライン面談などをしています。ぜひお気軽に、ご相談ください。
毎日の元気と笑顔をサポートする健康情報をお送りします!

季節のトピックスや健康増進に役立つコラム・動画を定期配信しています。
「これならできそう」、「これを実践したら心地よさそう」と思えることがあなたに合った健康づくりのヒントを見つけるコツ!
できることから無理なく健康づくりを始めましょう!バックナンバーはこちらからご覧いただけます。
ご質問やご相談など、健康相談をお気軽にご利用ください。相談方法の詳細はこちらからご確認いただけます。

看護師・保健師があなたのそばに。
ボタンをタップして、LINEで相談してみましょう!

一覧へ戻る