ストレスとはどのようなものか考えてみましょう。 ストレスは、元々物理用語で「外側から刺激を受けたときに生じる”ゆがみ”」を指します。 こころと体をやわらかいボールに例えてみます。ボールを強く押さえつける力=「ストレス要因(ストレッサー)」です。 このとき、ボールは大きくへこみ、ゆがんでしまいます。これが「ストレス反応」です。 外側からの刺激がなくなったとき、ボールはその柔軟性によって元に戻ろうとします。 私たちのこころも同様に、外側からの刺激を受けても「適応する仕組み」、「回復する力」が備わっています。
【環境要因】 気温の変化、騒音、花粉、ウイルス、細菌など 【身体要因】 疲労、睡眠不足、病気やけがなど 【心理・社会的要因】 家庭内のトラブル、経済的な問題、職場の問題、人間関係など結婚や出産、昇進、引っ越しなど、一般的に喜ばしい出来事や変化もストレスになることが分かっています
【身体面】 肩こり、目の疲れ、疲労、肌荒れ、頭痛、腰痛、胃腸トラブル、不眠、自律神経の乱れなど 【精神面】 不安、抑うつ、イライラ、怒り、集中力低下、訳もなく涙が出るなど 【行動面】 生活の乱れ、過食、過度の飲酒、ギャンブル、暴言・暴力、遅刻・欠勤など
イラストにあるように、適度なストレスは意欲、自信などを引き出し、仕事の生産性も向上させることが分かっています。 しかし、ストレスが過剰になれば要注意、危険の域に到達してしまいます。 ストレスをなくすのではなく、うまくつきあっていくための「しなやかさ」を身に付けることが対策と言えます。 問題や悩みは、まず打ち明けるだけでもこころが軽くなるものです。健康相談をお気軽にご利用ください。
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