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よくある相談事例:仕事中に動悸がしてきます

2022/10/25
ヘルスアップよくある相談

ストレスが高まると、自分でもコントロールができない体の不調や、感情の高ぶりがあります。
周囲に相談をしたり、医療機関を受診するサインを覚えておくとよいでしょう。

Q.会議が始まる、メールを送信する、そういった些細なことで変に動悸を感じて苦しいです。

A.仕事のストレスや疲労、緊張から、自律神経が乱れると動悸などの症状が現れることがあります。また、動悸とともに息苦しさや、だるさ、めまいなどほかの症状を感じる方もいらっしゃいます。動悸は、自律神経失調や過換気、パニック障害などで伴うようです。

もし、仕事の場面で動悸を感じることがあれば、次のように対処してみましょう。
  1. 楽な姿勢になって、深呼吸を行いましょう
    椅子に座り背筋を伸ばし、肩の力を抜きましょう。ソファやお布団に横になった状態でも良いです。
    口をすぼめてゆっくりと息を吐き、鼻からスーッと息を吸ってみましょう。ゆっくりと深く、胸が動くことを意識すると良いです。
  2. 成功するイメージを描いてみましょう
    過去に失敗したことを思い出し、「また失敗するのではないか」と不安になることで、緊張が高まってしまいます。
    うまくいく姿をイメージすることで、不安感を和らげることができます。
  3. 動悸が改善せず、仕事や日常生活に支障を感じるようでしたら、医療機関受診をしましょう
    ストレスや不安感にともなう動悸や、それに伴う息苦しさ、だるさ、めまいが続き、仕事や家事がつらく感じたときが受診のタイミングです。心療内科やメンタルクリニックと標ぼうされている医療機関に相談をしてみると良いです。

症状を感じた時には、がまんしすぎず、早めに対処されることを心がけてみてください。ご自身の体の変化に気が付いた時に、どうしたらよいのか悩ましい時には、遠慮なく健康相談をご利用ください。

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執筆者プロフィール 齋藤/看護師
循環器専門病院にて約20年、看護師として勤務。看護師の経験を活かし、オンラインでの健康相談を延べ1万件の対応をしてまいりました。得意とする相談は、睡眠障害、メンタルヘルス、生活習慣病など。オンライン健康推進室では、コンテンツ作成、コラム執筆、チャット健康相談やオンライン面談などをしています。ぜひお気軽に、ご相談ください。

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