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一歩差をつける運動の秋!インターバル速歩

2022/11/08
ヘルスアップ健康だより

皆さん、こんにちは。いつの間にか残暑が終わり、秋も深まってくる季節になりました。
食欲の秋、運動の秋といいますが、この季節は寒い冬に向けて、体が代謝をあげて体を温めていこうとする、生理的な変化をもたらしている時期です。
運動によって代謝を高めやすい最適な季節といわれています。

秋の味覚の美味しいものを食べ、体にエネルギー源の脂肪を蓄えながら、冬を待ち構えているわけですが、私たちの体は、筋肉が動くことによってエネルギーを消費し、その熱で体が温まります。

筋肉がしっかりついている方ほど、太りにくく痩せやすいといわれています。
体が冷えてしまう方は、筋肉量が少ないために代謝が低く、脂肪がついて痩せにくくなる傾向にあります。お正月太りの原因になることも多いです。

そこで、この季節に運動をし、筋肉を増やしておくことがお勧めです!

運動のひとつウォーキングは、手軽に、無料でできるカンタンな方法ですので、ぜひチャレンジしてくださると嬉しいです。

ウォーキングのポイントを3つご紹介します。
【手軽なウォーキング方法】
①1日、合計30分(まとまった時間がとれなくても、10分×3回でも良いです)
②走らなくても、歩くだけでも良いです
③ややきついけれど会話ができる程度

そして、運動にチャレンジするなら、より筋力アップができる「インターバル速歩」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

インターバル速歩は、「さっさか歩き」と「ゆっくり歩き」を数分間ずつ交互に繰り返すウォーキング方法です。
同じ速度での1日1万歩のウォーキングは生活習慣病の予防や改善はあるものの、筋力アップ効果が低いことから、誰でもどこでもできる筋力アップ方法として開発されました。
インターバル速歩の効果は、たくさんあります。
筋力や持久力のアップや、高血圧や肥満などの生活習慣病の傾向が改善されたり、抑うつなどの気分障害を改善したりすることができます。このほか、睡眠の質がよくなったり、骨が丈夫になったり、認知機能が改善するといった効果もわかっています。※

【インターバル速歩の実践のポイント】
  • 背筋を伸ばし、視線は約25m先をみる
  • 足はできるだけ大股にし、踵から着地する
  • 肘は90度に曲げて、腕を前後に大きく振る
  • 「ややきついけれど、会話ができる」程度の速度


3分間の「さっさか歩き」と3分間の「ゆっくり歩き」を1セットとして、1日5セットしてみると、30分歩いたことになります。
週4日以上が目標です。朝昼晩と、15分くらい2セットずつ行うでも十分ですね。
けがをしないように、運動前のストレッチで快適ウォーキングを実践しましょう。

 

心臓疾患など持病のある方は、主治医にご相談のうえ実施をお願いします

※出典
公益財団法人長寿科学振興財団健康長寿ネット
インターバル速歩の効果

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執筆者プロフィール 齋藤/看護師
循環器専門病院にて約20年、看護師として勤務。看護師の経験を活かし、オンラインでの健康相談を延べ1万件の対応をしてまいりました。得意とする相談は、睡眠障害、メンタルヘルス、生活習慣病など。オンライン健康推進室では、コンテンツ作成、コラム執筆、チャット健康相談やオンライン面談などをしています。ぜひお気軽に、ご相談ください。

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