楽しいお酒の席では飲むペースが速くなったり、量をたくさん飲んでしまうことはありませんか。
昨今は感染予防対策としてオンライン飲み会も積極的実施され、宅飲みだと約4割の方がいつもより飲む量が多くなった、という統計も出ています。
特にこれからのシーズンは忘年会・新年会等でアルコールを飲む機会も増えるかと思いますので、アルコールの適正量を知り、飲みすぎない意識と工夫を実践していきましょう!
◆ミッション達成へのステップ
1)アルコールの分解時間を知ろう!
2)「節度ある適度な飲酒量」を知ろう!
3)自身に必要なチェイサーの量をチェック!
【アルコールの基礎知識 アルコールの分解時間を知ろう!】
体質・体重・体格・年齢・性別などにより個人差があるとされるものの、一般的には1時間で分解できるアルコールの量は「体重×0.1g程度」といわれています。
具体的には成人のアルコール分解所要時間は、おおよそ1時間当たりアルコール4~5gです。
上記を踏まえて、身近にあるお酒の代謝時間を考えると…
◆ビール ロング缶(500ml)・中ジョッキ(350~500ml):4~5時間
◆ワイン グラス1杯 (100~120ml):2~2.5時間
◆アルコール7%缶酎ハイ 1本(350ml):4時間
となり、ビール中ジョッキを2杯飲むだけで翌日に響いてしまうこともあるかもしれません。
飲む時間と飲む量を計算しながら計画的にアルコールを楽しめると良いですね。
【「節度ある適度な飲酒量」を知ろう!】
日本は健康日本21という健康増進法に基づき策定された「国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針」を掲げています。
同方針内にてアルコールについて言及がされており、多量飲酒問題の早期発見と適切な対応を目標とした「節度ある適度な飲酒量」として、
日本人においては1日平均純アルコールで約20g程度を適切量と定めました。)
(東京都福祉保健局 健康ステーションより)
上記を参考に、1回の飲み会での飲む量が適正量をオーバーしすぎないよう調整できると良いですね。
【自身に必要なチェイサーの量をチェック!】
チェイサーの量については明確に定められていませんが、目安としてアルコールと同量かその2倍程度飲めると良いとされています。
皆さんが普段飲み会などで飲んでいるアルコールの量を考えると「多い」と感じる方もいるのではないでしょうか。
ただそれほどに、1日のアルコールの適正量を維持することや体への負担を和らげるために工夫が必要ということでもありますので、意識をして実践していきましょう!
おすすめは、お酒を頼むときに同量のお水も飲み、それぞれのグラスが空いたら次の注文をする。という方法です。
ただ、はじめはお水を飲むことに違和感を感じるかと思いますので、徐々に量を増やしていくよう取り組まれてくださいね。
◆次回のミッション!
2022年12月24日(土)に「第2のミッション」を配信します!
次回はお酒を飲む際の大切なおとも、「おつまみ」についてのミッションです!お楽しみに!