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21日間チャレンジ(アルコール編)ミッション2:食べるおつまみを工夫しよう

2022/12/23
イベント

お酒の席で、必ず一緒に楽しむ「おつまみ」。唐揚げや乾きもの、ドライフルーツ、スナックなど…さまざまな楽しみ方ができますよね。

普段何気なく食べている「おつまみ」は、工夫して摂取することでアルコールの代謝を促進したり、二日酔いを予防することも期待できます。

ぜひ、このミッションに取り組んで、美味しく楽しいアルコール対策を実践しましょう!

ミッション達成へのステップ

1)アルコールの代謝に効果的な栄養を知り、食べるおつまみを選択しましょう!

2)よく聞くアルコール対策は本当に有効?効果を確認して、正しく実施しましょう!

 

アルコールの代謝に効果的な栄養を知り、食べるおつまみを選択しましょう!

アルコールを分解にかかわる酵素は「タンパク質」で作られており、お肉・魚・卵などのタンパク質を多く含む食品をおつまみとして食べることで、肝臓の代謝機能が活性化されてアルコールの代謝も円滑に行えます。

タンパク質の中でも特に大豆製品類に含まれている植物性のたんぱく質が体内で合成できない必須アミノ酸を含んでいますので、進んで食べるように意識できると良いです。

お酒の席ではぜひ、以下のメニューを積極的に召し上がってみてくださいね!

 

おすすめのおつまみ

・納豆、枝豆、冷ややっこ、揚げ出し豆腐、ピーナッツ、

・チーズの盛り合わせ、卵焼き、オムレツ

・マグロ、タコ、イカなどお刺身の盛り合わせやカルパッチョ

 

よく聞くアルコール対策は本当に有効?効果を確認して、正しく実施しましょう!

アルコール対策としてよく耳にする2つの方法をそれぞれ解説します。

なんとなく知っているようで実は知らない本当の効果を知り、正しく対策を実践できると良いです。

 

①飲酒前に牛乳を飲むと胃に膜を張る効果がある?

この方法を実践したことがある方も多いのではないでしょうか。牛乳を飲んだら胃に膜ができ、アルコールの吸収を穏やかにする…そのようなイメージもありますよね。

こちらについては「半分正解、半分不正解」です!

そもそも、牛乳よりアルコールの分子量がはるかに小さいため、先に牛乳を摂取していたとしてもそれを通り抜けてアルコールは吸収されるため、胃に膜を張る効果はあまり期待できません。

ただ、牛乳や乳製品は胃に長時間とどまるためアルコールが小腸へ流れるスピードが緩やかになり、ゆっくり吸収されるため悪酔いや二日酔いの予防ができます。

 

牛乳を飲むこと自体は、アルコール対策に効果的ですので、作用を正しく理解して実践していきましょう。

②しじみ汁を飲むと二日酔いに効果的?

お酒を飲んだ後は、温かくて優しいお味噌汁が飲みたくなりますよね。その中でも特に「しじみ汁」が効果的と耳にした方も多いのではないでしょうか。

こちらの噂の真偽は…「正解」です!

しじみに含まれる「オルニチン」という成分は肝臓がアセトアルデヒドの分解を補助するため、二日酔いが起きづらくなる効果が期待できます。

 

しじみ汁を飲むタイミングは、飲酒後や翌日の朝などのイメージが多いかと思いますが、「飲酒前~飲酒中」がおすすめです。

肝臓がアルコール代謝を始めるときにオルニチンを摂取すると、より効果が発揮できます。

これからはぜひお酒のおともにしじみ汁を召し上がってくださいね。

 

次回のミッション!

2022年12月29日(木)に「第3のミッション」を配信します!

次回は、意外と知られていない「お酒と運動・入浴」の関係についてのミッションです!お楽しみに!

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