ミッション1にて、甘味飲料に含まれるおおよその砂糖量などをについて解説しましたが、実際はどれくらいの砂糖量を普段摂取しているのでしょうか。
今回のミッションでは、甘味飲料に含まれている砂糖の量を「栄養成分表示」から読み解き、摂取量を意識していく取り組みを行いましょう!
◆ミッション達成へのステップ
1)栄養成分表示について知ろう!
2)実際に砂糖の量を計算してみよう!
【栄養成分表示について知ろう!】
「栄養成分表示」について、ジュースのラベルやお菓子のパッケージ、お弁当のシールなどで一度は見たことがありますでしょうか。
栄養表示制度は、国際的に義務化が進んでいることや国民の健全な食生活の実現に向けて平成27年(2015年)から表示が義務化されました。
実は表示する項目についても食品表示法によって決まっており、義務項目として「熱量(kcal)、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム(食塩相当量)」の順で記載することとされています。
この5項目の中で砂糖の含有量を示しているのは「炭水化物」です。
ただし商品によって炭水化物は「糖質」と「食物繊維」で表示されていることがあります。その場合には「糖質」の数値を参考に砂糖の量を確認していきましょう。
【実際に砂糖の量を計算してみよう!】
甘味飲料に含まれている砂糖の量を計算する際には
「水分全体量÷成分表示の単位量×単位量あたりの炭水化物量」
で算出することができます。
たとえば、500mlの甘味飲料商品の栄養成分表示に「(100mlあたり)炭水化物12g」という記載があった場合
「500(mlペットボトル) ÷ 100(mlあたり) × 12(g)」の計算式となり、約60gの砂糖が含有されていると想定ができます。
次回甘味飲料を購入する際には、まず栄養成分表示と砂糖の含有量をチェックし、糖分摂取過多となっていないか確認をしてみてくださいね。
◆次回のミッション!
次回はついに最終ミッション!2023年1月03日(火)に「第4のミッション」を配信します!
次回は、チャレンジの総仕上げ「甘味飲料の適量」についてのミッションです!お楽しみに!