皆さま、明けましておめでとうございます!
今年もONLINE健康推進室看護職一同、皆様のこころとからだをサポートさせていただきます!よろしくお願いいたします。
今年の抱負を立てられましたでしょうか。まだまだ、お正月ボケが抜けないためにそれどころではないなぁ、と感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。ぜひ対策をはじめていただき、スッキリしゃっきりとした仕事始めを迎えていただけると嬉しいです。
お正月ボケとは?
お正月ボケは、連休のあと生活リズムが元に戻らない状態のことを言います。旅行に行かれたり遅くまでお出かけしたり、1日中眠っていたりと、いつもと異なるリズムで過ごしていることで体内時計が乱れ、いざ、仕事のために普段のリズムに戻そうとすると、体のだるさや集中力の低下を感じることが多いです。
お正月ボケはいつまで続く?
生活リズムを整え始めますと、個人差はありますが1~2週間くらいで回復していきます。
反面、そのくらい時間がかかると思えば、早々に対策を講じて、短期間でいつものパフォーマンスに戻せるようにしておくと良いですね。
不調の原因は?~注目は体内時計~
生活リズムの乱れによるだるさ、集中力の低下といった不調は、「体内時計」の乱れが主な原因といわれています。体内時計は、光に関連しており、一定時間に起床し光を浴びることで、体内時計をリセットするホルモンが分泌される仕組みがあります。
そのため仕事がスタートしてからも、休日に寝だめをするなどしてリズムを崩した生活をしていると、お正月ボケが長引いてしまいます。
ポイントは以下の3つ
- 休日も寝だめをせず、決まった時間に起床をする
- 朝日を浴びて、体内時計をリセットする
- 夜は寝る時間には消灯し、いつまでも明るいところで過ごさない
仕事始めでしんどいなと感じることも多いかもしれませんが、毎日同じ時間に起床し、カーテンを開けたり部屋の電気をつけたりして光を浴び、体内時計のリセットを行うと、しんどさが和らいできます。また、就寝時間の直前まで明るい部屋で過ごすことにより、眠気が起こりにくく睡眠が浅く質が低下してしまいます。寝る2時間前には光を消灯し、ゆっくりとお過ごしになられて、良い睡眠を得るよう心がけることも大切です。
そして、朝食は体内時計を整える重要な働きをしています。
目覚めを良くするホルモン(セロトニン)の原材料である「トリプトファン」は、体内で作ることができません。お魚、大豆や乳製品など、良質なたんぱく質を積極的に召し上がることもぜひお試しください。
時間と光を味方につけて、お正月ボケを乗り切ってくださると嬉しいです。
こちらのコラムにもポイントが満載に記載されております。ぜひ一読されてくださいね。
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執筆者プロフィール 齋藤/看護師
循環器専門病院にて約20年、看護師として勤務。看護師の経験を活かし、オンラインでの健康相談を延べ1万件の対応をしてまいりました。得意とする相談は、睡眠障害、メンタルヘルス、生活習慣病など。オンライン健康推進室では、コンテンツ作成、コラム執筆、チャット健康相談やオンライン面談などをしています。ぜひお気軽に、ご相談ください。
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