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よくある相談事例:正月太りで減量したい

2023/01/17
ヘルスアップよくある相談

お正月はいつもと異なる生活パターンになり、運動不足、飲酒量の増加などが起こります。
体の変化として、体重が増える方も多いのではないでしょうか。

Q. お正月にお酒やおせち、お餅を食べすぎて太ってしまいました。

A.お正月は、ゆっくりお休みになられたでしょうか。
お正月休みによる体重増加は平均2.7Kg、減量まで1か月以上を要した、という実態調査があります。
お正月太りの原因は、飲酒、食事内容、運動不足の3つといわれています。
年末年始は集まりが増え、飲酒する機会が増えることが多いです。
お正月に召し上がるおせちをはじめとした料理は、保存がきくように醤油や砂糖などを使っています。また、お餅などでいつもより炭水化物を多く召し上がっているかもしれません。
そして、仕事などで体を動かす機会も失われますから、カロリーを消費する機会が減ることで、お正月太りになることが多いです。
これから減量に取り組む方は、まず2つを始めてみましょう!
筋肉トレーニングとウォーキング
運動不足で衰えた筋肉に刺激をあたえるため、スクワットや階段昇降などをしてみましょう。
特に、体の中で大きな筋肉群であるお尻や太ももの筋肉を動かすことで、効率的に代謝をあげることできます。
筋肉に刺激を与えたら、次は有酸素運動でエネルギー消費を促しましょう。
【筋肉トレーニングのポイント】
スクワット:10~12回 3セット 
スクワットのポイントは、こちらの動画を参考にされてください。下半身を引き締めるスクワット
階段昇降:ゆっくりとしたリズムで、1分辺り80回
【ウォーキングのポイント】
1日30分以上、早歩きでのウォーキングがお勧めです。
こちらの健康だより「一歩差をつける運動の秋!インターバル速歩」でも、ポイントをご紹介しています。
節酒
お正月に飲みすぎたと感じる方は、適量を意識されると良いです。
適量とは、1日のうち、日本酒なら1合、ビールは500ml、ウイスキーダブル1杯のいずれかとし、禁酒日を週2日以上にすることが理想です。

お酒と食事を一緒に召し上がるときに、適量でとどめる場合は、飲酒しない場合と同程度に望ましい食事内容を確保できるといわれており、適量以上の飲酒をすることで、食事量が減少し始め、健康を維持する栄養素が確保できにくくなります。

お酒を減らすことが難しいという方は、飲酒の仕方を工夫してみてはいかがでしょうか。
チェイサーをはさみ、水分摂取量を増やしたり、チーズや枝豆、果物などで、肝臓がアルコールを分解する際に消費するタンパク質や、ビタミン、ミネラルを補給していただくこともひとつです。
こちらの21日間チャレンジ(アルコール編)でも、飲酒の工夫をご紹介していますので、参考になってください。
飲酒、食事内容、運動量が変化するためにお正月太りをすることがあります。
筋トレで筋肉に刺激を与え、代謝をアップすることで、ウォーキングやお食事の工夫の効果が高まります。ぜひ一工夫を取り入れながら、お正月太りを解消していきましょう!
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執筆者プロフィール 齋藤/看護師
循環器専門病院にて約20年、看護師として勤務。看護師の経験を活かし、オンラインでの健康相談を延べ1万件の対応をしてまいりました。得意とする相談は、睡眠障害、メンタルヘルス、生活習慣病など。オンライン健康推進室では、コンテンツ作成、コラム執筆、チャット健康相談やオンライン面談などをしています。ぜひお気軽に、ご相談ください。

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