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よくある相談事例:手足の冷えを和らげたい

2023/02/14
ヘルスアップよくある相談

2月は最も寒い季節ですね。雪が降ったり、夜間も深々と冷え込んだりする時期がまだ続きます。
お布団に入っていても、手足が冷えていて、なかなか眠れないことはありませんか?

Q. 靴下をはいたり、着こんだりしますが、手足の冷えが良くなりません。

A.俗にいう、「冷え性」の様子は、以下のような理由があります。

①運動不足による筋力低下
 もともと筋力の少ない女性に多いかもしれません。筋力が衰えると、血行が悪くなります。また、エネルギーを消費できなくなるために、体温が低くなります。
②食事の偏り、ダイエット
 栄養不良による貧血があると、全身に酸素を運搬する能力が低下します。そのため、疲れやすかったり、血の巡りが悪くなったりしますから、体が冷えやすくなります。
③自律神経の乱れ
 自律神経は、血管を収縮させたり、拡張させたりする調節をしています。そのため、自律神経が乱れることで、血の巡りが悪くなり、冷えを感じやすくなります。

いくつかの対策をご紹介します。

運動量を増やしましょう
筋力を動かすことで、体が温まります。ひと駅歩く、階段を積極的に使うなど、こまめに動くことを意識してみてください。
ONLINE健康推進室の「時短エクササイズ」もぜひ参考にしてください。
お食事の工夫
おかずとなるたんぱく質で筋力を維持するとともに、海藻、大豆、野菜等でミネラル・ビタミンを補うと良いです。
とくに、ビタミンEは、末梢の血管を広げてくれるといわれており、冷えが少しずつ良くなっていきます。
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半身浴・入浴
ぬるめのお湯で、ゆっくりと入浴をしてみましょう。 38度のぬるめのお湯で25-30分入浴すると、深部体温が上がりからだがぽかぽかと温まります。
逆に42度くらいの熱い湯では、一時的に体が温まるものの、温めすぎた体温を調整しようと、手足の血管が縮んでしまうことが分かっています。
お時間のあるときに、時間をかけて入浴する日を作ってみましょう。入浴はリラックス効果もあり、自律神経の乱れも整えてくれます。
温かい飲み物を飲む
コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは血管を縮めるために避けましょう
このほか、玉露や緑茶にもカフェインが含まれていますから、カフェインレスのドリンクや白湯、ホットミルクがお勧めです。

もうしばらく寒い日が続きますが、季節は少しずつ暖かくなってまいります。運動やお食事、お風呂で体をあたためていただきながら、乗り切りましょう!
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執筆者プロフィール 齋藤/看護師
循環器専門病院にて約20年、看護師として勤務。看護師の経験を活かし、オンラインでの健康相談を延べ1万件の対応をしてまいりました。得意とする相談は、睡眠障害、メンタルヘルス、生活習慣病など。オンライン健康推進室では、コンテンツ作成、コラム執筆、チャット健康相談やオンライン面談などをしています。ぜひお気軽に、ご相談ください。

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