忙しく働いている20~30代の人は食事時間が不規則になりがち。
仕事が忙しくお昼を抜いてしまった。今日も21時まで仕事だった。
若い働き世代には、そんな方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
夜遅い時間に食事するとどうなる?
夜遅い時間に食事をとると、食事からとったエネルギーが消費されにくいので、余分なエネルギーは体脂肪として蓄積されやすくなります。
「
食事誘発性熱産生」という食事を食べるだけで消費するカロリーは
朝に最も高く、
夜遅い時間の食事ほど消費するカロリーが減ってしまうため、同じように食事をしても夜食べる方が太りやすくなるため注意が必要です。
それに加えて、
「BMAL1(ビーマルワン)」という脂肪の蓄積を加速させてしまう酵素が夜間に最も多くなることがわかっています。
午後10時から午前2時が最も脂肪を蓄積しやすく、
午後3時は最も脂肪になりにくい時間帯であると言われているため、食べるタイミングの調整は非常に重要です!
また、夜遅い時間の食事は睡眠にも大きな影響があるとされています。
遅い時間にドカ食いをしてしまうと、太りやすくなるだけではなく睡眠の質が下がってしまい「翌朝に疲れがとれない」「朝食が摂れず頭がはたらかない」などその他にも悪影響を与えてしまうことも。
このような悪い影響を体に与えない為、実際にどのような食事がおすすめなのかをご紹介していきます。
夜遅い時間の食事のポイント
① 夕方に軽食をとりましょう
お昼から夜ご飯まで時間が空きすぎてしまうと、お腹がすいて沢山の量を食べてしまいがちです。
夕方くらいにおにぎりやパンなどの軽食を食べ、遅い時間の夕食でもお腹が空きすぎないように調整しましょう。
② 遅い夕食は食べる内容に気を付けましょう
食事の量を少な目に、胃に負担のかからないものにしましょう。
太りやすいと勘違いされますが、「お米」などは消化にもよく睡眠の質も上げてくれるので体によくおすすめです。
おかずとしては、消化に長い時間がかかる食材は控えて【低脂肪】で【消化の良いもの】がおすすめです。
<食材ごとの消化にかかる目安>
野菜・果物:約1時間
穀類・豆類:約2時間
たまご・魚・鶏肉:約2~3時間
豚肉・牛肉:4時間以上
このように、食材によって消化にかかる時間に違いがあります。
寝る前は、ごはんとお魚・たまご・豆類などの低脂質なおかずがおすすめです。
コンビニなどで買って帰るときには、エネルギーなどが記載された栄養成分表示を参考にして、「揚げ物」「ジャンクフード系」「のり弁」などは夜遅い時間には避けて、シンプルな麺類や幕の内弁当やおにぎりなどをチョイスすると良いですね。
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