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そろそろクーラーを使う季節。寝室は20度まで冷やすと良い?

2023/07/11
睡眠睡眠コラム

睡眠コラム ○×クイズ

そろそろクーラーを使う季節。寝室は20度まで冷やすと良い?
正解は×!

私たちの睡眠は、寝室の温度、湿度、光、音など様々な環境の影響を受けています。寝室や寝床の中では、温かく静かであることがとても大切です。
一般的に、夏の寝室の最適な温度は、28度程度が良いとされています。
こちらの睡眠コラム「夏と冬で違う、快適な寝室の温度・湿度」もご参照ください。

なぜ室温調節が必要なのか

温度については、高すぎたり、低すぎたりする環境で睡眠をとると、深い眠りのノンレム睡眠の割合が減少し、浅い眠りが中心となります。
起床時に寝た気がしなかったり、夜間に目が覚めてしまうことが増えます。
さらに、クーラーで28度に設定をしていても、その日の湿度により暑さを感じることがあります。室温調整では、実際には湿度にも注目して調整することが好ましいです。
寝室は、通年を通して湿度が50±5%が適しているといわれており、除湿と冷房を上手に使い分けて、調整してみてください。

パジャマや寝具を上手に使う

冷房を使って寝ていると、体が冷えて目が覚めることはありませんか?
一般的に、室温は28度程度が好ましいとされていますが、寝床内での体の周りの温度は、33度前後になっていることで、睡眠の質が低下しないと考えられています。
夏は、短パンに半袖などの薄着のまま、布団を使わずに眠ってしまう方も多いのではないでしょうか。
冷房で体が冷える上に、寝床の温度も低下した状態の場合、良い睡眠になりにくいようです。
お勧めは、肩を冷やさないように、長袖長ズボンのパジャマを着て、体全体が冷えないようにすることです。薄手のお布団をかけて、寝床の温度も保つようにしてみましょう。

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