大人も子供もちょっとした長期休暇で生活リズムを崩してしまうことはよくあります。 普段一定の時間に起床し、光を浴びていることで体内時計がリセットされていますが、寝坊することにより体内時計のリセット時刻が遅くなっていきます。 この「体内時計のずれ」が徐々に大きくなっていくと、夜に寝付くことのできる時間も遅くなっていくのです。 こちらの睡眠コラム2つのホルモンと朝の光ですっきり目覚めようもぜひ参考にしてみてください。
思春期の中学生や高校生においては、寝る時間が遅い子供ほど、メンタルヘルスの不調を感じる割合が多いといわれています。 さらに睡眠リズムが一定ではなかったり、寝る時間・起きる時間が遅かったりすることが、学業成績の低さと関係しているようです。 一方で普段は登校が早く、放課後は部活や塾にいそがしい思春期は、休日の起床時間を遅らせ寝坊することで睡眠不足を解消している一面もあります。 では、夏休みの期間はどのように過ごしたらよいのでしょうか?
夏休みも思春期の子供は部活や塾に忙しいかもしれません。 明日も学校だ、といった時間の制約もないため、夜更かしする生活にも陥りやすいですね。そういったときは光を味方につけてみましょう。 起床後は、太陽の光を浴びて体内時計のリズムをリセットします。 そこでいったん光を浴びてリセットし、明るい部屋で1時間ほど二度寝をする程度にしておくと、大きな体内時計のずれを防ぐことができます。 ぜひ、夏休み中は学校のある日と同じ時間にいちど身体を起こして、朝日を浴びるリズムを意識してみてくださいね。
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