睡眠日誌による、睡眠時間の可視化がポイント
睡眠時間は6時間がよい、8時間がよい、など巷では色々な見解がいわれていますが、結論をいいますと、
適切な睡眠時間は個人差が大きく、人それぞれであり、ご自身で体調を見ながら見つけていくことが重要です。
適切な睡眠時間を見つけるひとつの手段として、
「睡眠日誌」がおすすめです。
睡眠日誌とは
ネットで検索をしてみますと、
睡眠を記録できる時間表を手に入れることができます。
スケジュール帳のように1時間刻みで区切られており、
就寝時間・起床時間を記載し、睡眠中の時間を色で塗りながら2週間分を作成していきます。
睡眠日誌をつけるポイント
- お布団に入った時間から、起床時間までを塗りつぶす
- 寝付けない、途中で目が覚める、なかなか起きられない時間も、体感でよいので記載する
- 備考には、「睡眠の質」に関する感想を記載します。スッキリ目が覚めたなどを書いておくと良いでしょう。
必要な睡眠時間を読み解いてみよう
一般的には、平日と休日の睡眠時間に大きな差がなければ、それがご自身に合った睡眠時間と言えます。
ただし、子育てなどでいつも決まった時間に起きなければならない方もいらっしゃるかもしれません。
そういった方は、起床時や日中の眠気の様子を観察してみてください。
起きたときにだるくて疲れがとれていない、午前中に強い眠気を感じる、昼寝をしないと体力が持たないといった場合は、睡眠時間が不足している可能性があります。
休日はついつい朝寝坊や、昼寝を長くとるなどして、いつもより2~3時間たっぷり眠ることを、「寝だめ」といいます。
寝だめを必要とする方は、平日の睡眠時間が不足しているサインですので、睡眠時間の確保を積極的にされると良いです。
睡眠時間の上手な確保の仕方
一般的に、起きる時間をずらしてしまうと体内時計が乱れるといわれています。
そこで、寝る時間を早めることがお勧めです。いつもより30分早く寝ることを1週間行ってみましょう。
起床時の疲れ感、日中の眠気改善がみられてきたら、それがあなたの「適切な睡眠時間」といえます。
コロナ禍で、リモートワークが普及しました。世界的には睡眠時間が平均して10分程度伸びたとされるデータもありますが、日本は約6分しか伸びなかったそうです。
元来、日本人は睡眠時間が短い傾向にありますから、私たちは常に意識して、「眠る」ことで健康づくりを取り入れた方が良さそうです。
心地よい睡眠をサポートします
睡眠は、疲労回復の源です。日々を”イキイキ”&”はつらつ”と過ごせるよう、オンライン健康推進室が睡眠時間を充実させるヒントをご紹介しています。
ヒントを取り入れて、より質のよい睡眠習慣を手に入れましょう!
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