実際に眠っている時間の脳波を調査してみると、その時間は加齢とともに短くなっているそうです。一方で、実際には加齢とともに寝床にいる時間が伸びていくこともわかっています。これは、仕事がひと段落した熟年世代が睡眠をとる時間も十分に得られやすくなったからだと考えられています。
長い時間寝床で過ごしている方は、中途覚醒を起こしやすいといわれています。 一般的にも寝床でだらだらと過ごしている場合には、寝付くまでの時間が延長してしまい、熟睡感が得られにくく、不眠を感じるようになります。 熟年世代は、こういった理由で不眠を感じやすく、余計に寝床で長く横になろうとする場合があります。
だらだら、ごろごろとする方は、朝方に早く目が覚めてしまい、再度眠れるかどうか懸念しながら寝床で過ごしていたり、日中は午後の眠気が強くなり、寝床に横になるといった行動を起こしがちです。 寝床に長くいることで寝つきの悪さや熟睡感が得られにくくなりますから、寝床は「寝るだけのところ」と切り替えることが大切です。 一般的にも、週に5日以上なにかで体を動かす方は、不眠が起きにくいといわれています。定期的な運動や、ストレッチなど、習慣化しておくことが大切です。また、早朝に目が覚めて寝付けない時には、パッと起床してみることもひとつです。朝の時間を有効に活用するという、意識の切り替えができるとステキですね。
睡眠は、疲労回復の源です。日々を”イキイキ”&”はつらつ”と過ごせるよう、オンライン健康推進室が睡眠時間を充実させるヒントをご紹介しています。 ヒントを取り入れて、より質のよい睡眠習慣を手に入れましょう! バックナンバーはこちらからご覧いただけます。
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