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夜勤やシフト勤務は、光対策と夜の仮眠を工夫すると良い?

2023/10/17
睡眠睡眠コラム

睡眠コラム ○×クイズ

夜勤やシフト勤務は、光対策と夜の仮眠を工夫すると良い?
回答は、〇! まだ正式な見解はないといわれますが、仮眠やシフトの間隔などで工夫することが試みられています

小売業の店舗スタッフ、物流や運輸、医療機関、トレーダー職や海外の時間に合わせて夜中に稼働をする方など、世の中には、様々な理由で夜間も仕事に就いている方がたくさんいらっしゃいます。
こういった方々は、日勤と夜勤など、シフト勤務に従った生活リズムとなっています。

そもそも、夜に働くことはつらい

通常私たちの生体リズムは、夜になると体温が下がり眠くなり、朝に向かって体温が上昇し目が覚めるということを繰り返しています。
そして深い眠りのノンレム睡眠により、脳と体を休ませ疲労回復を図っています。
ところが夜勤はこのリズムを無視し、本来体温が下がり眠い時間に起きていなくてはなりません。そのリズムの変調が、「つらい」と感じる理由のひとつです。

夜間に睡眠をとる機会を増やすことがポイント

例えば、3交代シフトの場合、「正循環」リズムがよいと考えられてきています。
正循環のリズムとは、日勤→準夜→深夜と、勤務の開始時間を時計回りに遅くすることをいいます。
日勤のあとは、夜に睡眠をとることができます。翌日は準夜勤で夕方から勤務し、深夜を過ぎたころに帰宅し、暗いうちに床にはいります。
一般的には準夜勤のあとはお休みを入れることで、その日の夜に再度睡眠をとることができ、深夜勤に入るようになります。
夜勤後は明るい午前中に帰宅することが多いですが、深夜勤明けの睡眠は日のあるうちに起床し、日中活動して夜眠るというリズムを戻しておくことが肝心です。
そして、夜勤の勤務中にはいつも寝ている時間帯で2時間以上まとまって仮眠時間を確保できることが理想です。

深夜勤明けの光に気をつけよう

深夜勤明けは、朝陽の出た時間に帰宅します。帰宅後の睡眠を良いものにするためには、光を避けることがポイントです。
サングラスをする、帽子をかぶるなどして、目から入る光をカットするとよいでしょう。
心地よい睡眠をサポートします

睡眠は、疲労回復の源です。日々を”イキイキ”&”はつらつ”と過ごせるよう、オンライン健康推進室が睡眠時間を充実させるヒントをご紹介しています。
ヒントを取り入れて、より質のよい睡眠習慣を手に入れましょう!
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