H1

健康コンテンツ

健康コンテンツ詳細

良い睡眠は生活習慣病予防につながる?

2023/10/31
睡眠睡眠コラム

睡眠コラム ○×クイズ

良い睡眠は生活習慣病予防につながる?
正解は、もちろん〇! 睡眠不足が、生活習慣病のリスクを高めます。

短い睡眠時間や、寝つきが悪い、早く目が覚めるなど不眠の場合には、肥満や高血圧、糖尿病や心臓病などが発症するリスクを高めることが分かっています。
特に、睡眠不足が続いていると、食欲を抑えるホルモンであるレプチンの分泌が減り、食欲を高めるホルモンであるグレリンの分泌が増えるために、食事を摂り過ぎる傾向になるようです。
こちらコラム【食欲が止まらないのは、レプチン不足かも?】を合わせてご覧ください。

肥満を解消するには、睡眠不足の解消が大切

睡眠不足が続いていると、食べ過ぎて肥満傾向になる可能性があります。
肥満傾向になったとき、最初に見直すのが運動や食事が多いかと考えられますが、ご自身が良く睡眠をとることができているのかもとても重要です。

睡眠不足が招く、生活習慣病とは

肥満は、睡眠時無呼吸症候群の発症や悪化に影響を与えていることはよく知られています。
肥満により増えた脂肪組織が気管をふさいでしまい、いびきをかきぐっすり眠ることができなくなるためです。
また、睡眠時無呼吸症候群とは、寝ている間に、気管がふさがるため、頻繁に呼吸が止まる様子があります。
呼吸が止まってしまうことによって、酸素が少なくなったり、交感神経が興奮し血圧が上がったり、体のなかでは様々な反応を示します。
徐々に生活習慣病の準備状態が進み、その結果として5~10年後に、高血圧や心不全、虚血性心疾患、脳血管障害などに罹りやすくなります。
ご家族にいびきがあるといわれたり、いびきで目が覚めたりすることがある方のうち、肥満と指摘されたことがある場合は、ぜひ減量も取り掛かっていただくと良いかもしれません。

寝つきが悪い入眠困難、途中で目が覚める中途覚醒や、朝早く目が覚めて寝付けない早朝覚醒といった、いわゆる不眠症をずっと抱えていらっしゃる場合、良い睡眠の方に比較して、糖尿病になるリスクも1.5~2.0倍になることが知られています。

このように、睡眠と生活習慣病にはつながりがあります。
ぜひ良い睡眠を目指して、生活習慣病の予防や改善につなげましょう。

心地よい睡眠をサポートします

睡眠は、疲労回復の源です。日々を”イキイキ”&”はつらつ”と過ごせるよう、オンライン健康推進室が睡眠時間を充実させるヒントをご紹介しています。
ヒントを取り入れて、より質のよい睡眠習慣を手に入れましょう!
 バックナンバーはこちらからご覧いただけます。

一覧へ戻る