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✨理学療法士が解説✨
トップアスリートが実践する「セルフケア・メンテナンス術」

2023/11/07
ヘルスアップ健康だより

健康だより特別配信!

皆さん、こんにちは!
現役オリンピアンやトップアスリートから学ぶ体のメンテナンス術を2回にわたってお伝えし、今回が第3回目になります。
最初に説明したルーティンはみつけられましたか?一駅歩くようになった、枕を調整してみたなど少しでも自身の行動に変化があれば素晴らしいですね!

今回は、トップアスリートが行っている「セルフチェック、セルフメンテナンス」を姿勢の観点からお話しします。

メンテナンスは「セルフチェック」「分析すること」がポイント!

現役で活躍している多くの選手が自身でメンテナンスを行っており、選手は日々パフォーマンスを維持するために自身の身体や行動を分析しています。
私たちの生活で例をあげると、普段の生活の座り姿勢です。
身体が丸まり、首や肩が前に出るといった猫背の姿勢になる方は、自身でコリや痛みを誘発している可能性があります。
また、立っていてだんだん腰がキツくなる方は立ち姿勢に負担がかかっていることが考えられます。
根本的な改善を目指すには、自身を分析し、簡単なストレッチやエクササイズを行い、それが当たり前になるようにしていかないといけません。
そうでないと症状を繰り返すことになるでしょう。何事も、継続することが大切です。

トップアスリートが行っているセルフチェックとケアとは?

根本的な改善を目指すために、トップアスリートのセルフチェックを試してみましょう!
ある選手は、毎朝壁に背を向けてまっすぐ立ち、自分の姿勢をチェックして身体の変化を見極めています。

姿勢のチェック
壁に踵をつけるor壁と踵が約5cm離れたところにリラックスして立ちます。
<チェックポイント>
①体のこわばりや痛みなく、頭は壁につきますか?
②体のこわばりや痛みなく、肩甲骨は壁につきますか?
③壁と背中の間に手が入りますか?

① ② がつかない人は猫背の可能性があります。
③で背中にスッポリ手が入る方は反り腰の可能性があります。
このように、人によって姿勢が変わり行うエクササイズが変わるのでチェックすることが大切です。
①・②に該当した方にお勧め!猫背改善セルフケア

▼胸を開くストレッチ


▼首・肩~背中のストレッチ

※一連の動作中は「息を止めない」ようゆっくりと呼吸を繰り返しましょう

▼足上げトレーニング

・回数:1セット/左右10回ずつ
・1日1~2セット
※脚の付け根から持ち上げるようにお腹に力を入れて膝を引き上げましょう
動作時、身体に痛みがある場合は無理をせずに中止しましょう

③に該当した方にお勧め!反り腰改善セルフケア

▼お尻のストレッチ

※自然な呼吸を繰り返し、おしりが伸びていることを意識しましょう

▼股関節のストレッチ

※呼吸を止めないように意識し、股関節の伸びを感じながら行いましょう

▼腹筋トレーニング

・回数:1セット/左右5回ずつ
・1日1~2セット
※動作時、身体に痛みがある場合は無理をせずに中止しましょう

ストレッチとトレーニングを交えて行う事で簡単にセルフケアが行えます。
一気に全部を行う必要はありませんのでお仕事の合間や寝る前など、やりやすい場面で継続できる事を考えて行いましょう。
未来の自分を変えるきっかけになれば嬉しいです!

執筆者プロフィール きくち/看護師
美容・サービス業の会社員として就業をした後に改めて看護資格取得。消化器内科・皮膚科などの臨床経験後に産業看護師として働く皆様の健康をサポートするオンライン相談業務に従事しておりました。一般論ではなく「目の前のあなた」に寄り添ったメッセージをお届けいたしますので、気になること・困ったことがありましたら気軽にご相談ください。

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