寝床に入っても良く眠れない、日中は眠くて仕方なく、仕事や家事が手につかない様子は、睡眠障害も原因のひとつですが、心身の不調のサインであることも考えられます。 相談のサインはひとつ。「日中の生活に、好ましくない影響が出ているとき」です。影響を感じた時が相談のタイミングです。医師、看護師や保健師、薬剤師など、病院やクリニックで相談してみてください。 もちろん、オンライン健康推進室でも、睡眠のご相談が可能です。受診に迷う時は、相談してくださいね。
頻度が多い睡眠障害は、不眠症、睡眠時無呼吸症候群、レストレッグス症候群(むずむず病)などがあります。 ①不眠症 不眠症は、なかなか寝付けない「入眠困難」、夜中に何度も目が覚める「中途覚醒」、眠りが浅く熟睡できない「熟眠障害」、朝早く目が覚めて、眠りが足りない「早朝覚醒」があげられます。このほか、精神生理性不眠といって、いつも精神的に緊張し、毎晩眠れるか心配になってしまうような状態をいいます。また、薬剤性不眠といって、病気の治療のために飲んでいる薬の中には、副作用で睡眠を妨げるものがあります。パーキンソン病やステロイド薬などがあります。 ②睡眠時無呼吸症候群 睡眠中に、舌が気道をふさぐことによって起こります。呼吸がとまってしまい、血液の酸素濃度が下がることで、目が覚めやすくなります。医療機関で、治療することがよいです。 ③レストレッグス症候群(むずむず病) 寝床に入って横になると、足に異常な感覚を感じて、むずむずし動かしたくなる状態をいいます。寝ようとすると症状があるため、入眠を妨げてしまうことがほとんどです。
いずれも、医療機関での相談が、解決の早道です。もし当てはまる、心配だと感じるのであれば、早めに病院を受診することを心がけてくださいね。
睡眠は、疲労回復の源です。日々を”イキイキ”&”はつらつ”と過ごせるよう、オンライン健康推進室が睡眠時間を充実させるヒントをご紹介しています。 ヒントを取り入れて、より質のよい睡眠習慣を手に入れましょう! バックナンバーはこちらからご覧いただけます。
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