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52年ぶりの昇格!ブロッコリーが「指定野菜」に!

2024/03/06
ヘルスアップ健康だより

日々の食卓やお弁当を彩り、大活躍のブロッコリー。最近ですと、野菜の中でも筋肉を育てるために必要となるビタミンやタンパク質が豊富に含まれることから、筋肉トレーニングをする方にも大人気となっています。
このように私たちの身近にあり、生活を支えてくれるブロッコリーが、この度なんと「指定野菜」に加えらえることが農林水産省から発表されました。
1974年に「じゃがいも」が指定野菜に加えられてから、なんと52年!実に半世紀ぶりの昇格となります。

そこで今回は「そもそも指定野菜とは何?」といった疑問から「指定野菜になるとどうなるか」といった今後の動きや供給事情などについても解説をしていきます。
ブロッコリーを使ったおすすめレシピもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みくださいね!

そもそも指定野菜とは何のこと?

指定野菜とは1966年に「野菜生産出荷安定法」にて制定された、消費量が多くなることが見込まれる野菜、日本人の食生活に欠かせない野菜のことを指します。
2024年の現在は以下14種類の野菜が「指定野菜」とされています。
キャベツ
きゅうり
さといも
だいこん
たまねぎ
トマト
なす
にんじん
ねぎ
はくさい
ばれいしょ(じゃがいも)
ピーマン
ほうれんそう
レタス

同じような指定に特定野菜という制度もあります。私たちの生活にとって重要な野菜という立ち位置は同じですが、「国」が指定するのが「指定野菜」、「都道府県単位」で選定するのが「特定野菜」という違いがあります。
現在ブロッコリーは後者であり、これまでは35種類ある「特定野菜」に分類されていましたが、消費・出荷量の増加や品質向上の背景から、この度52年ぶりに国から昇格発表があり、「指定野菜」に追加されることになりました!

指定野菜になるとどうなる?

結論から言うと、指定野菜になると「売値の急な高騰・下落」が回避できるようになり、年間を通して安定した価格で野菜が購入出来るようになります。

指定野菜が定められた理由としては、野菜の価格変動が大きいことが挙げられます。
野菜の収穫や流通はその年の天候の影響などを大きく受けやすく、市場への供給量も年々変動します。
そのため、時期によっては価格変動が非常に激しくなってしまい、私たち国民に安定した供給を確保することが難しくなることもありました。
例えばですが、ある年にあまりにも豊作で野菜の価格が下がると、生産農家さんの収入は減少します。すると収入減少に伴い、次年度の畑の面積や生産量を減少させることが発生します。
そして野菜の生産量が減少すると、消費者である私たちのもとに届かなくなり…
「野菜が不足する→価格が高騰する→次年度の生産量を増やす→野菜が余って価格が下がる→生産農家の収入が下がる…」
といった悪循環が発生していまいます。
このような事が起きないよう、国で指定野菜の産地に対して価格差補給交付金を交付し、安定した生産・供給をサポートしているのです。

どうしてブロッコリーが指定野菜に?

ブロッコリーが指定野菜となった理由としては「消費・出荷量」が増加している事が理由の一つになります。
2022年までの10年間で出荷量は3割以上増加しており、現在指定野菜となっているホウレンソウに並ぶ規模の消費・出荷量となりました。
また、コロナ禍で外食産業や食品流通の需要が減り、ほとんどの野菜の消費・収穫量が伸び悩んでいる中で、唯一ブロッコリーは主な品目の中でも安定して消費されていたことが大きな要因のひとつです。

ブロッコリーは「冬」の季節が旬ではありますが、冷凍をしても味や色落ちすることが少なく、実は生と冷凍で栄養価に大きな差がないことも分かっています。
冷凍保存や冷食販売ができることにより、1年を通して安定した流通ができることも指定野菜を後押しする一因とされました。
調理方法も幅広いため様々な料理に利用できることも魅力ですね。

おいしいブロッコリーの選び方

指定野菜に昇格が決まり、これからも大注目のブロッコリー!
これからも美味しく食べていただくために、簡単な見極め方をご紹介します。
ご購入される際には、以下のポイントを参考にして下さいね。

  1. 全体的に緑色が濃いものを選ぶ(黄色く変色しているものは✕)
  2. 1つ1つの花蕾が密集して「硬く」引き締まっているものを選ぶ
  3. 茎の切り口がみずみずしく、茎の中心に空洞がないものを選ぶ
◇ブロッコリーのおすすめレシピをご紹介
美肌効果・疲労回復・免疫力UP♪「トマトジュースリゾット」

執筆者プロフィール きくち/看護師
美容・サービス業の会社員として就業をした後に改めて看護資格取得。消化器内科・皮膚科などの臨床経験後に産業看護師として働く皆様の健康をサポートするオンライン相談業務に従事しておりました。一般論ではなく「目の前のあなた」に寄り添ったメッセージをお届けいたしますので、気になること・困ったことがありましたら気軽にご相談ください。

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