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たまに起きるめまい、これは病院に行くべき?

2024/03/27
ヘルスアップよくある相談

皆さんは、ふと動き出した瞬間にめまいを感じたことはありませんか?
体験したことがある方も多いめまいですが、状況によっては放っておくと危ないことがあるかもしれません。

健康相談窓口でも「ぐるぐるした感じがします」「ふわっとした感覚がたまにあって…」といっためまいに関するお悩みを話してくださる方も多いです。
そこで今回は「めまい」の種類や、病院を受診する目安についてご紹介します。

めまいの種類と発生する原因

めまいは主に「3つ」種類があるとされます。それぞれを確認してみましょう。

  1. 回転性めまい
    【症状】
    ・天井や周囲、もしくは自分が「ぐるぐる」回るような感覚がある
    ・耳鳴りがしたり、耳が詰まったような感覚がある
    【原因】
    ・平衡感覚を司る内耳の障害による影響
    ・脳の異常(脳梗塞や脳出血)などによる影響
  2. 浮動性眩暈
    【症状】
    ・からだが「ふわふわ」と宙に浮いたような感覚がある
    ・雲の上にのっている、船に乗っているような浮遊感を感じる
    【原因】
    ・寝不足や疲労による影響
    ・ストレスによる影響(心因性)
  3. 失神性めまい
    【症状】
    ・目の前が真っ暗に暗転する
    ・ふわっとした感覚と共に意識が遠くなる
    【原因】
    ・循環器系の異常(心不全、起立性低血圧、高血圧症、不整脈、迷走神経反射、貧血)による影響
    ・急激な血圧、血流変動による影響

めまい症状の受診の目安

めまいが起きた際には前述した中で、どのめまいに該当するか判断することがとても大切です。
ですので、症状を感じたら…

①どのような感覚があるのか?(ぐるぐる?ふわふわ?)
②どのような動作を行った時に起きたのか?(起き上がったとき?歩き出したとき?何もしなくても?)
③どれくらいめまいは持続したのか?(数秒で終わった?○分以上続いた?)
④ほかに併発している症状はないか?(吐き気、頭痛、ふらつき、手足のしびれなどはないか?)

をチェックするようにしましょう。

もし以下項目に複数該当する場合には脳や身体への影響が強く出ている状態ですので、病院受診を検討してください。(受診する際は「耳鼻咽喉科」にご相談いただくと良いです)

【該当する症状をCHECK!】
□ めまいの症状が1時間以上継続している
□ めまいの症状は短時間だが、症状が2週間以上継続している
□ 1日の中で症状の発生頻度が増加する(1日になども発生する)
□ 吐き気とめまいを併発する
□ 片側の手足が動きにくい
□ まっすぐ歩けずにふらついてしまう
□ めまいの症状によって日常生活・仕事に支障をきたしている

めまいはセルフケアの実践で予防をすることも可能になっています。
具体的な方法についてご質問やご相談などありましたら、健康相談チャットを気軽にご利用ください!

執筆者プロフィール きくち/看護師
美容・サービス業の会社員として就業をした後に改めて看護資格取得。消化器内科・皮膚科などの臨床経験後に産業看護師として働く皆様の健康をサポートするオンライン相談業務に従事しておりました。一般論ではなく「目の前のあなた」に寄り添ったメッセージをお届けいたしますので、気になること・困ったことがありましたら気軽にご相談ください。
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