暑い夏の夜、キンキンに冷えたビールは至福の一杯ですよね。
ただ、ビール好きの方が気になることの1つとして体型維持があるのではないでしょうか。
飲みたいけど太りたくない…。そんなジレンマを解消するために、今回は太らない、カラダにやさしい飲み方について解説します。
ビールが好きだけど痩せたい!という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ビール類のカロリーと糖質を比較してみましょう
アルコールは、1gあたり7.1Kcalあります。ですが、アルコールのカロリーは他のエネルギー源である、糖質・たんぱく質・脂質よりも先に燃やされて、からだに蓄えられることがないカロリー(エンプティーカロリー)と言われています。
ビールのカロリーはアルコールに由来するものだけではなく、糖質なども含まれます。ですので、ダイエット中やスタイルを維持したいという場合はできるだけ糖質が少ないビールを選ぶことがポイントです。
ちなみに、ビールの主な原料は、大麦を発芽させた「麦芽」、つる性の植物である「ホップ」、「水」の3つ。
ビールと発泡酒は原料が同じなので、カロリーや糖質の量は大きく変わりません。
参考:厚生労働省 e-ヘルスネット アルコールのエネルギー(カロリー)
この夏から始めたい♪ビールタイムを楽しみながらスタイルを維持するコツ3選
近年の自粛期間中では、自宅で新ジャンルのビールやクラフトビールを楽しんでいるという声も聞かれました。
そこで、ビールを「控える」だけではなく、ビールタイムを楽しみつつスタイルキープが叶う方法をお伝えします!
- 新ジャンルのビールで糖質・カロリー・アルコール度数をオフ!
新ジャンルのビールは、麦芽を使わずに作られたもの、発泡酒にスピリッツ(ジンやウオッカなどの蒸留酒)を加えて作られたものなどがあり、種類も豊富。
「糖質オフ」「糖質ゼロ」「プリン体ゼロ」「微アルコールビール(アルコール度数1%未満)」など、体重だけではなく健康に気を付けているという方にとっても有難い存在です。
- クラフトビールをゆっくり味わいながら楽しむ◎
クラフトビールは「地ビール」のことで、小規模な事業者が作るビールを【工芸品(クラフト)】に例えて名付けられたそうです。
個性的な味わいなので、一気に飲むというよりは、少しずつ飲み比べたり、自宅でリッチな気分を味わったりしたいときに楽しめるのも魅力です。
また、お酒と水(チェイサー)を交互に飲むことで、しっかりと水分補給することができ、飲みすぎ・二日酔いも予防できます。
- おつまみをヘルシーなレシピにチェンジ! 糖質の多いメニューは控えて
枝豆や冷ややっこ、漬物、野菜スティックなど、お酒のおともはヘルシーなものにしましょう。
大豆製品は高たんぱくでローカロリー。野菜は、豊富な食物繊維やビタミン、カリウムを含みますので、動脈硬化を予防し美肌効果も期待できます♪
外食の場合は、初めにサラダを頼み、野菜が多く使われているメニューを選びましょう!
唐揚げや天ぷらなどの揚げ物は「1つ」にとどめ、〆のご飯ものは控えるのが◎
デザートは爽やかなシャーベットなどの氷菓子にすると、お口直しにもなり、さらに糖質をオフできますよ。
お酒のおともにピッタリ!お勧めヘルシーレシピ
過去にご紹介しました、
大豆や野菜をふんだんに使ったこちらのヘルシーレシピをぜひご覧ください。
カラダにやさしいお酒の嗜み方をマスターして、笑顔溢れる夏を♪
普段の晩酌ではカロリーや糖質に気を付けるようにして、美味しいお酒を楽しむ時は適量を思う存分楽しむ…そのようにメリハリをつけて楽しむのも良いですね。
大好きなビールをこれからも健康でずっと楽しめるように、カラダにやさしい賢い飲み方を実践していただき、充実したステキな夏をお過ごしください。
執筆者プロフィール 千葉/保健師・公認心理師
消化器内科病棟にて看護師としての経験を活かし、保健師兼公認心理師として、働く皆様の健康と心のサポートを担当しています。皆様が「あなたらしく」健康を維持・増進できるよう、一人一人の声に耳を傾け、適切なアドバイスを提供し、日々の生活がより良いものになるよう努めています。何か悩み事があれば、気軽にご相談ください。
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