夏バテをどうやって運動で解消するの?
真夏日を記録する日も増えており、なんとなく怠い…食欲が湧かない…といった不調を感じる方もいるのではないでしょうか。
いわゆる「夏バテ」は様々な原因があるとされますが、要因の一つとして「自律神経の乱れ」が挙げられています。
夏は空調で室内の温度をコントロールすることが多い為、外との気温差が大きく、都度体温調節をする際に自律神経の「交感神経」が過度に働くため疲労が強く出てしまいます。
また、室内にいたとしても冷たい空気は下にたまる傾向があり下半身が冷えがちになることから、末端の冷えを解消しようと交感神経が過度に働くため、さらに疲弊する…という悪循環を招いてしまうことも!
バランスが崩れて必要以上に優位になった「交感神経」を和らげ、リラックスモードである「副交感神経」を優位にするための運動は【有酸素運動】です。
ただしウォーキングなど屋外での運動は熱い真夏の時期は熱中症のリスクもあるため、今回は自宅でできる簡単な運動をご紹介します。
手軽にできる運動となりますので、本格的な夏本番を迎える前に少しずつ始めて夏バテを予防していきましょう!
◆STEP1:まずは準備から!全身をゆっくりとほぐしていきましょう!
準備運動として、身体を温めしっかりと心拍と血流量をあげてから少しずつ負荷を強くしていくことがポイントです。
怪我の予防はもちろんのこと、しっかりと関節や筋肉を伸ばすことで血流内の酸素が全身にいきわたり、この後行う運動のパフォーマンスアップにつながります。
今回は「ダイナミックストレッチ」と呼ばれる、本格的な運動前にオススメなストレッチをご紹介します。
(ダイナミックストレッチはスポーツを模した動きをすることで効果的に筋肉を刺激できます!)
体を伸ばす際には反動で筋肉を伸ばすのではなく、ゆっくりと力を入れていくように意識して実践しましょう♪
◎準備運動におすすめのストレッチ
・肩甲骨、胸周りをしっかりほぐす上半身エクササイズ「トランクローテーション」
・股関節の稼働域を広げて、全身の循環アップ!「股関節回しストレッチ」
◆STEP2:深い呼吸をしながら運動し、自律神経を整えましょう
運動中に深い胸式呼吸を行うことで、血液の流れが良くなり自律神経が整います!
また、程よい負荷をかけた運動をすることでセロトニンやエンドルフィンといった精神を安定させる脳内物質が分泌されますので、意識をして全身が動かせると良いです。
この時、大切なポイントは「程よい負荷」を意識する事です。
激しすぎる運動はかえって交感神経を活発にさせてしまうので「ほどほど」に心地よい感覚を持ちながら運動をしていきましょう!
◎程よい負荷をかけたいときにおすすめの運動
・大きい筋肉を動かして、全身の循環アップ!「ブルガリアンスクワット」
・上半身・体幹を強化しながら姿勢改善も♪「ハイプランクツイスト」
その他のエクササイズはこちらから