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【本格的な冬を迎える前に!】
冷え性対策のエクササイズ

2024/10/16
運動時短エクササイズ

冷え性が起きるのはなぜ?

もともと私たち人間は「恒温動物」であり、本来であれば体温を一定に保つ機能が備わっています。
「冷え症」が発生する際には体温調節機能が十分に働いていない状態、
うまく機能していない状態とされており、主な原因としては以下のことが考えられています。

  1. 血行不良
    血液がうまく巡らないことで手足や体の末端まで十分な血液が届かず、血流が滞りがちになります。
  2. 筋肉量の減少
    筋肉は血液をポンプのように押し出す力を持っているため、筋力が不足していると血行不良になりやすく、特に手足の末端に冷えを感じやすくなります。
  3. 自律神経の乱れ
    疲労やストレスなどの影響を受け、体温調節の指令を出す自律神経がうまく機能せず、冷えやすい体質になります。
  4. 女性ホルモンバランスの乱れ
    ストレス過多な状況や、更年期といった影響で女性ホルモンの分泌が乱れ、血行の悪化を招くことがあります。

人間は体の重要な組織や臓器が集中している「中心部」の体温を優先的に保つようにできています。
そのため、秋から冬にかけての気温が下がる時期は血液が体の中心に集中し、末端まで血流がいきわたりづらくなるので、手足に冷えを感じやすくなります。
これからグッと気温が下がる時期ですので是非気を付けていきたいところですね…!

今回のコラムでは冷え性の原因のうち特に「①血行不良」と「②筋肉量減少」の改善に効果があるエクササイズをご紹介いたします!
本格的な冬を迎える前に、今のうちからしっかりとトレーニングをして予防をしていきましょう♪

冷え性を改善するにはどこの筋肉を鍛えると良い?

冷え性を改善するためには、特に大きな筋肉群を中心に鍛えることが効果的です!
  1. 下半身の大きい筋肉(大腿四頭筋、大殿筋)
    大腿四頭筋や臀筋(おしりの筋肉)などは、体内で比較的多くの血液を循環させるため、
    これらを鍛えることで血行を改善しやすくなります!
    スクワットやランジといった下半身を使う運動が有効です。
  2. ふくらはぎの筋肉(腓腹筋、ヒラメ筋)
    ふくらはぎの筋肉(腓腹筋とヒラメ筋)は、血液を心臓に戻す「第二の心臓」とも呼ばれるほどですので
    太ももやお尻ほど大きい筋肉ではありませんが、ふくらはぎを鍛えることも改善に効果的です。
    つま先立ちやスクワットといった運動で鍛えることが冷え性改善に繋がります。
  3. 体幹の筋肉(腹直筋、腹斜筋、腹横筋、大胸筋)
    体幹の筋肉は姿勢を維持し、全身の血流を助ける役割があります。
    お腹や胸の大きい筋肉が鍛えられるような、腹筋運動やプランクを取り入れることがおすすめです♪
    手足以外にも「腰が冷える、触ると冷たい…」という方は、積極的に体幹を鍛えられると改善により近づきます!
上記の筋肉をバランス良く鍛えることで、血行が改善し体全体が温まりやすくなります。 継続的に運動することで、冷え性の根本的な改善が期待できますので、以下エクササイズにチャレンジしてみましょう!
冷え性改善のエクササイズ~上半身編~
・体幹強化+柔軟性向上で血流をアップ!「インチワーム」
・ひねりの運動をすることで、筋力アップと全身の血流改善「バイシクルクランチ」
冷え性改善のエクササイズ~下半身編~
・下半身に加えて、体幹も一緒に鍛えられる!「ベアースクワットトランジション」
・ふくらはぎと太ももを動かして、冷えとむくみをダブルで解消「スタンディングカール」

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