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頭寒足熱でぐっすり! 冬の睡眠術

2025/01/22
睡眠睡眠コラム

寒い季節になると、ぐっすり眠れない夜が増えてきませんか? 
今回のテーマは、古くから伝わる「頭寒足熱」を活用した、冬の快眠術をご紹介します。

頭寒足熱とは?

「頭寒足熱」とは、頭部を涼しく保ち、足元を暖かくするという考え方です。
この言葉の由来には諸説あり、江戸時代初期から文学の方面で使われ始めたという説や、18世紀の書籍に「頭を冷やし、足を温めること」と記載があったという説があります。
一般的に私たちの体は、上半身がやや温かく、下半身は冷たい傾向があります。その体温分布を均等にするために、下半身を温めるのが好ましいとされています。
「頭寒足熱」は、医学的な根拠が示されているわけではありませんが、古くからの健康法として位置付けられています。

なぜ頭寒足熱が睡眠に効果的なの?

人間の体は眠るときに体温が少し下がります。この体温は深部体温(内臓の温度)のことで、最も大切なのは脳の温度が下がることです。
脳の温度が下がると、脳がリラックスモードに入りやすくなります。一方で、足元が冷えていると体が緊張状態になり、なかなか寝付けません。
つまり、頭を涼しく、足を暖かくすることで、体全体がリラックスしやすい状態を作り出すことができるのです。

実践!頭寒足熱睡眠法

頭を涼しく保つコツ
  • 枕は通気性の良いものを選ぶ
  • 就寝1時間前には熱いシャワーや入浴を避ける
  • 寝室の温度は18〜20度に設定
足元を暖かくする方法
  • 就寝前に足湯やマッサージでしっかり温める
  • 電気毛布やホットカーペットを足元だけONにする
  • 湯たんぽを活用する

こちら👇のコラムもご参考になさってください。
手足が冷えて眠れない🛌…そんな時はアロマで温活

頭寒足熱以外の冬の快眠テクニック

寝具選びのポイント

冬の快眠には寝具選びも重要です。体を包み込むようなふわふわの掛け布団や、体温を逃がさない素材のパジャマを選びましょう。
ただし、厚すぎる寝具は逆効果になることもあるので注意が必要です。

就寝前の過ごし方

寝る1時間前からはリラックスモードに入りましょう。
スマホやパソコンの使用は控え、穏やかな音楽を聴いたり、軽い読書をしたりするのがおすすめです。
ホットミルクやハーブティーを飲むのも良いでしょう。

適度な運動

日中に適度な運動をすることで、夜はぐっすり眠れるようになります。
参考:適度な運動で自律神経を整えて、睡眠の質を高めよう

ただし、就寝直前の激しい運動は避けましょう。軽いストレッチ程度にとどめておくのがベストです。
就寝前の軽いストレッチはこちら👇のコラムもご参考になさってください。
トップアスリートが実践する「睡眠疲労回復術」

さいごに

「頭寒足熱」を意識した睡眠法と、その他の快眠テクニックを組み合わせることで、冬の夜もぐっすり眠ることができます。
質の高い睡眠は、日中の生産性向上やストレス軽減にもつながります。
今夜から、あなたも「頭寒足熱」睡眠を試してみませんか?きっと、朝までぐっすり眠れて、すっきりとした目覚めを体験できるはずです。
心地よい冬の眠りで、元気に寒い季節を乗り越えましょう!
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