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皆さん、こんにちは。ONLINE健康推進室です。
春から初夏にかけて街を見渡すと、私たちの周りは鮮やかな緑に包まれていますね。
この季節、木々の若葉が生き生きとした緑色を放ち、自然の息吹を感じさせてくれます。

実はこの「新緑」には、私たちの心と体を癒す素晴らしい力があるのをご存知でしょうか？
今回のコラムでは新緑から得られる「６つの健康効果」をご紹介いたします。
目で見て、肌で感じ、息を吸い込んで香りを楽しみながら、その効果を感じてください！

新緑の視覚効果

新緑の鮮やかな緑色は、視覚的に非常にリラックス効果があります。
研究によれば、自然の緑を見ることでストレスホルモンであるコルチゾールのレベルが低下し、心拍数や血圧が安定することが示されています。
また、緑色は目の疲れを軽減し、視力の回復を助けるとも言われています。
パソコンやスマートフォンの画面を見ることが多いですから、ふと窓の外に目をやり、緑を楽しむこともよいですね。

森林浴効果

森林浴は、自然の中で過ごすことでリラックスし、ストレスを軽減する方法です。
日本の研究では、森林浴が免疫機能を高めるナチュラルキラー細胞の活性を促進することが確認されています。
私たちの健康にとって、とても重要な働きをしてくれていることが分かりますね。
こちらのページでも森林浴で得られる効果について解説しておりますので、是非ご覧ください。
▶疲れた時は自然の中へ

【フィトンチッド】の効果

新緑の季節には、植物がフィトンチッドと呼ばれる揮発性物質を放出します。 フィトンチッドは植物が自らを守るために生成する化学物質であり、抗菌・抗ウイルス効果があります。 これらの物質を吸入することで、私たちの免疫システムが強化され、感染症の予防に役立つとされています。

精神的なリフレッシュ

新緑の中で過ごすことは、精神的なリフレッシュにもつながることが分かっており
自然の中での活動は、うつ病や不安症状の軽減に効果があることが多くの研究で示されています。
特に自然の中でのウォーキングやハイキングは、エンドルフィンの分泌を促し、気分を高揚させる効果があります。
（エンドルフィンは脳内で生成される化学物質で、運動や笑い、音楽などの活動によって分泌され、ストレスの軽減や気分の向上に寄与し、痛みを軽減して快感をもたらす働きがあります。）

エンドルフィンは「幸福ホルモン」とも呼ばれ、心身の健康にも重要な役割を果たします。
自然のなかでのウォーキングが、このような効果をもたらすのはとても素晴らしいですし、うつの治療のひとつとしてもちいられていることも納得ですね。

運動の促進

新緑の季節は屋外での運動を促進する絶好の機会です。
この頃は日差しが強いですが、湿気も少なく夏より運動に適した季節と言えます。
運動は、心肺機能の向上、筋力の強化、体重管理など、さまざまな健康効果をもたらします。

社会的なつながりの強化

家族や友人と一緒に自然を楽しむ絶好の機会です。
アウトドア活動は、社会的なつながりを強化し、孤独感を軽減する効果もあるでしょう。
ひととのつながりや、一緒に活動をすることは、精神的な健康が向上し、幸福感が増すといわれています。

まとめ　

新緑の季節は、視覚的なリラックス効果、森林浴による免疫機能の向上、フィトンチッドの効果、精神的なリフレッシュ、運動の促進、社会的なつながりの強化など、さまざまな健康効果をもたらします。
これらの効果を最大限に活用するために、積極的に自然の中で過ごす時間を増やすことが重要です。
自然と触れ合うことで、私たちは本来の自分を取り戻し、心身ともにバランスの取れた状態になれるのです。
新緑の季節、あなたも自然の中で深呼吸してみませんか？
きっと、新たな発見や癒しの時間が待っているはずです。

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