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お腹の“浮き輪”にさようなら!夏までに腹凹チャレンジ

2025/07/16
運動時短エクササイズ

なぜお腹周りに「浮き輪肉」がついてしまうの?

「浮き輪肉」という名前は、お腹や脇腹、背中から腰にかけて内臓脂肪がついて、まるで浮き輪を巻いているように見えることから連想されるネーミングであり、多くの人が抱える体型に関する悩みを象徴する言葉として使われています。
さまざまな要因が絡み合って浮き輪肉が付く、とされていますが主に以下内容が関連していることが多いです。

  1. 基礎代謝以上にカロリーを摂取しすぎる
    →摂取カロリーが消費を超えると、余分なエネルギーが脂肪として蓄えられやすくなる。
  2. ホルモンバランスの影響
    →男性ホルモン(テストステロン)の減少や・閉経後の女性ホルモン(エストロゲン)の減少によって内臓脂肪がつきやすくなる。
  3. 運動量の減少・筋力低下
    →運動量が減ることで筋肉量も減少し、基礎代謝が落ちることで脂肪が蓄えられやすくなる
  4. ストレス・睡眠の質の低下
    →ストレスや睡眠不足によって「コルチゾール」というホルモンが過剰に分泌され、その影響で血糖値が上がり、インスリンの過剰分泌を招く。
    ※インスリンは余分なエネルギーを脂肪として蓄積するため、肥満を招きやすくなります

上記4点に加えて新たな要因の一つとして「BDNF(脳由来神経栄養因子)」と呼ばれる神経細胞の成長などを促進するたんぱく質が関連していることも発表されています。
高崎健康福祉大学の研究によって「BDNF」は脳だけでなく腹部周りの脂肪組織に発現する事が研究で分かり、これらは【肥満傾向にある方に発現しやすく、過剰な脂肪が体内に蓄積されやすくなる】という悪循環を招く事が分かってきています。

一度お腹周りにお肉が付くと、なかなか取れない…ということが科学的に証明されていますので、できるだけ浮き輪肉がつかないよう工夫することが大切です!

「浮き輪肉」を解消するにはどのような運動をすると良い?

前述したように、浮き輪肉は内臓脂肪が蓄積されることによって発生します。
そのため、トレーニングは内臓脂肪の解消に効果的な「有酸素運動」の要素が組み込まれているトレーニングの実施がおすすめ!
最近では、複数の研究結果を統合して統計的に解析する【メタ分析】によって『HIIT』というトレーニングが最優先の運動法とも発表されています。
少しだけ負荷がかかる運動ではありますが、スリムなお腹づくりのためにチャレンジしてみましょう♪

よりスムーズに浮き輪肉を解消していきたい!という方には
内臓を支えてお腹をへこませるために重要な『腹横筋・腹斜筋』を意識して鍛えることもオススメです◎

①「HIIT」で体の内側から効率的にお腹痩せ!
【実践ポイント】
  1. 週3〜4回、1日あたり【1セット(3~4分)+30~60秒休憩+1セット(3~4分)】の1クール実施を目安に実施すること
  2. 慣れてきたら休憩をもう1回挟んで2クール実施するなど少しずつ実施時間を増やしていく
★初めての方はコチラがオススメ!「HIIT(優しめver)」
★トレーニングに慣れている方、今日は頑張ろう!という方はコチラ!「HIIT(高負荷ver)」
②「腹横筋・腹斜筋」を鍛えてお腹周りの浮き輪肉を撃退!
【実践ポイント】
  1. 週に2~3回、10回~15回程度の実施を2~3セットがオススメ!
    →1セットの回数が多すぎると、途中からフォームが崩れて正しく効果が得られないことや怪我に繋がることもあるため「適正回数」を意識する
  2. 腹筋トレーニング中は息を止めない
    →力を入れる時に息を吐き、力を抜くときに息を吸うように意識をすること
★ひねりの動作を入れることでスリムなお腹づくり!「バイシクルクランチ」
★お腹を引き締めて、姿勢改善にも効果的♪「ハイプランクツイスト」

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