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健康だより 号外
正しい情報と、小さな備えで心と体を守るために

2026/07/29
ヘルスアップ健康だより

2026年7月28日に発生いたしました熊本県熊本地方の地震により、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
現地でのご不安や、ニュースを通じて大きな衝撃を受けられている方も多いことと存じます。

災害の報せに接したとき、私たちは先行きが見えない不安や強い緊張感を抱きやすくなります。
このような時だからこそ、落ち着いて正確な情報を得ること、そしてご自身の心身を守るためのポイントを確認していきましょう。

今回は過去の災害時においてもご紹介させていただきました「被災地での健康を守るために」も参考にしていただきながら、不安なお気持ちを少しでも和らげていただければと考え、号外を配信させていただきます。

不安をやわらげる「正しい情報」の入手と行動

大きな地震が発生した直後は、SNSやインターネット上で様々な情報が飛び交い、必要以上に不安をあおられてしまうことがあります。
憶測に惑わされないためにも公的機関が発信する正確な情報を確認し、心理的な安定を取り戻す第一歩としましょう。

心理学では災害時や大きなニュースに直面した際、ただ不安がるのではなく「ハザードマップの確認」「室内の簡単な安全確保(家具の転倒防止など)」といった
具体的な防災行動を起こすこと自体が、脳のコントロール感を取り戻し、過度な不安やストレスを和らげる効果(コーピング)があることが知られています。
首相官邸から発表されている『防災の手引き』などを参考に、まずは足元の安全確認から落ち着いて行えると安心です。

ご自身の「日常の健康管理」と持病への備え

予測できない事態に直面すると知らず知らずのうちに体に力が入り、血圧の上昇や体調不良を招きやすくなります。
特に配慮が必要な方は、あらかじめ専門情報の確認先を押さえておきましょう。

慢性疾患をお持ちの方へ
人工透析やインスリン治療など、日常的な継続が不可欠な治療について、災害時の対応や連絡先を今一度お確かめください。
(今回の熊本県地震を経て最新のメッセージも発信されております)
◆日本透析医会 災害時情報ネットワーク
◆日本糖尿病学会 災害時情報ネットワーク・避難生活Q&A
妊娠中の方・小さなお子様をお持ちの方へ
環境の変化やストレスは、母子ともに心身の大きな負担となります。
内閣府などからも母子の防災に関する情報が提供されていますので、必要な備えを周囲とも共有していきましょう。
◆内閣府男女共同参画局(防災・復興における男女共同参画)
課題別でみる取り組みポイント・事例紹介(初動段階、避難生活、平常時での事前準備など)

『今の時期の大きなリスク』
猛暑下の避難生活と熱中症対策

現在のように気温が非常に高い夏場に災害が起きた場合、最も警戒しなければならないのが「熱中症」です。
避難所やライフラインが停止した屋内では想像以上に室温や湿度が上がり、知らず知らずのうちに体力を奪われてしまうことも…。
日本気象協会が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトなども参考に、こまめな水分・塩分補給や、体を涼しく保つ工夫を実施しましょう。

ニュースや映像による「心のストレス」に気づく

被災地から離れた場所にいても、テレビやネットで繰り返し流れる災害映像を見ることで、脳や心が強いストレスを受け、疲弊してしまうことがあります。
「何だか胸がざわざわする」「ニュースから離れられないのに見ると気分が沈む」といったときは、心身がSOSを発しているサインです。
意識してスマートフォンやテレビの電源を切り、情報から離れる「デジタルデトックス」の時間を作りましょう。
『テレビを通じて広がるストレス:被災者と視聴者の心のケア』こちらの記事も参考にされてくださいね。

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