夏の体の「こわばり」はなぜ起こる?
夏は楽しみな季節ですが、筋肉痛や寝違え・腰痛などを感じることはありませんか?
暑い外と冷房の効いた室内を行き来することが多い夏は、
体が冷えやすく「筋肉のこわばり」を感じやすい季節です。
その原因は、エアコンによる体の冷え、発汗による水分・ミネラル不足、そして高温多湿の気候が関係しています。
エアコンによる体の冷え
体が冷えると血流が滞りやすくなり、筋肉に十分な酸素や栄養が届きにくくなります。
特に冷たい風が直接当たると筋肉は防御反応で縮むためこわばり、首や肩・背中・腰・太ももまわりなどが張ったように感じ、動きが重く感じることがあります。
そのため
「体を冷やしすぎない工夫」をすることが大切です。
①エアコンの調整をする
エアコンの温度は25~28℃に設定し、冷たい風が直接体に当たらないよう風向きを変えたり、風量を控えめにしたりしましょう。
②冷え対策を行う
室内では靴下やスリッパを履き足元の冷えを防ぎ、薄手の上着やストールを持ち歩き、冷えを感じたときに羽織れるようにしましょう。
また、冷えを感じるときに冷たい飲み物が続くと体の内側が冷えすぎてしまうことがあります。そのような時は、常温や温かい飲み物を選ぶのも一つです。
さらに、肩を回す・背伸びをするなど、無理のない範囲で体を動かすのも血流が促され、体が温まりやすくなるのでおすすめです。
本コラムの最後におススメの筋肉ケアを動画付きでご紹介していますので参考にしてくださいね。
発汗によるミネラル不足
汗には、暑い時に体を冷やし、体温を調整をしてくれる大切な働きがあります。
しかし、発汗によって、水分と共にナトリウム・カリウム・マグネシウムなどのミネラルも失われます。
これらのミネラルは筋肉の収縮と弛緩のバランスを保つために不可欠であり、不足するとけいれんやこむら返りを起こしやすくなります。
ちなみに、暑さに慣れていない時期と慣れた時期の汗では性質が変わることをご存じでしょうか。
暑さに慣れていない時期は、汗の中のミネラルが比較的失われやすい一方、慣れてくると体は塩分(ナトリウム)をなるべく残そうとします。
個人差はありますが、暑さに慣れるまでには1~2週間程度かかるといわれていますので、暑さに慣れていない時期には、
「体が乾きすぎないように水分とミネラルの補給」を意識して行いましょう。
①水分補給はこまめに
喉が渇く前に、コップ1杯程度(約150ml~200ml)の水を、1~2時間おきに補給する習慣をつけましょう。
②ミネラルを含む飲み物も意識して摂る
スポーツドリンクや麦茶などを活用し、失われた汗の分だけ補給しましょう。
スポーツドリンクは糖分が多いため、カロリーが気になる方は、ミネラルウォーターで割るなどして摂取するとよいでしょう。
③食事からのミネラル摂取
バナナ、アボカド、ナッツ類、海藻、葉物野菜(ほうれん草など)を積極的に取り入れ、カリウムやマグネシウムもしっかり取りましょう。
高温多湿の気候
湿度が高すぎると汗が蒸発せず体温調節機能がうまく働かなくなります。これにより筋肉が緊張し、寝違えや腰痛を引き起こす可能性があります。
足がつりやすい・こむら返りが頻繁に起こる・首や背中がこわばる・腰が痛いなどのサインは、夏の単なる疲労と片付けられがちですが、実は筋肉の代謝異常や血流不良によるものです。
こわばりやすい
筋肉を「やさしく動かす習慣」をつけましょう。
動画で実践!体をゆるめる筋肉ケア
ゆるめるタイミングは起床時・就寝前・入浴後などで、
1日2~3回行うと効果的です。
特にお風呂上がりは筋肉が温まりほぐれやすくなっているため、このタイミングで行えると疲労回復につながり、質の良い睡眠にもつながります。
こわばりやすい部位は「肩まわり」「背中」「腰・骨盤まわり」「太もも」です。
これらの部位をゆるめるおすすめの筋肉ケアをご紹介しますので、ぜひ実践してみてくださいね!
肩まわりは、「ほぐすストレッチ」が効果的!
背中は、「肩甲骨を動かす」のが効果的!
腰・骨盤まわりは、「やさしく動かす」のが効果的!
太ももは、「股関節周りを伸ばす」のが効果的!
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