H1

健康コンテンツ

健康コンテンツ詳細

「まだ大丈夫」と思っていませんか?
~心のヘルプサインについて~  
 

2026/10/14
ヘルスアップ健康だより

こんにちは。ONLINE健康推進室です。
10月はストレスチェックを実施する企業も多い時期です。
結果を見て「思ったよりストレスを感じていた」「最近少し疲れているかもしれない」と気付く方もいるでしょう。

一方で結果に問題がなかったからといって、心の状態を気にしなくて良いとは限りません。
心の不調はある日突然大きな症状として現れるとは限らず、睡眠や食欲、気分などの「いつもと違う」という小さな変化から現れることがあります。
こうした変化は心からの「少し休んで」というヘルプサインかもしれません。
今回のコラムをご覧いただき、今のご自身の心の様子に目を向けてみませんか?

数字で見る心の不調

うつ病などの心の不調は、早期に気付き、治療につなげることが、その後の回復に大きく影響します。
厚生労働省によると、治療を受けずに経過したうつ病は、約90%以上が6か月から2年続くとされています。
さらに、初めてうつ病を発症した人を対象とした研究では、発症から8週間以内に治療を始めた人は、それ以降に治療を始めた人と比べて、その後も改善した状態を保てた人が2.6倍に上りました。

「まだ大丈夫」と我慢せず、いつもと違う変化に気づいた段階で、早めに相談することが大切です。

心のヘルプサインは「心」だけにでるだけではない

心の不調は、気分の落ち込みや不安といった「心」の変化だけに現れるとは限りません。
睡眠や食欲、意欲、集中力等、日常生活のさまざまなところに「いつもと違う変化」として現れることがあります。

例えば、こんな「心のヘルプサイン」はでていませんか?
□食欲がなく、食事の量が減った(逆にたくさん食べるようになった)
□寝つきが悪い、眠りが浅いなど睡眠が上手くとれていない
□意欲がわかず、集中力が続かない
□何もしなくても涙が出る、自分を責めてしまうことが多くなった
□以前は好きだったことも興味がわかず、やりたくなくなった
□何をするのも億劫になった

こうした変化が複数あり、2週間以上続く場合には、医療機関や産業医・保健師などの専門家に相談しましょう。
早めに状態を確認することが、回復への第一歩につながります。

ただし、1つの症状だけで「メンタル不調だ」と判断する必要はありません。
例えば、「以前は眠れていたのに、最近眠れなくなった」「普段なら楽しめることが楽しめなくなった」というように、自分自身の変化に目を向けてみましょう。

「心のヘルプサイン」を見つける3つのポイント

自分の状態を振り返るときは、「症状があるか」だけでなく、以下の3つのポイントでみてみましょう。
①「以前の自分」と比べる
睡眠、食欲、気分、仕事への意欲など、以前と違うところがないか見てみましょう。
②「生活への影響」を見る
仕事でミスが増えた、家事が手につかない、趣味が楽しめなくなったなど、生活に変化が出ていないか確認します。
③「長引いていないか」を見る

一時的な疲れなのか、どの位の期間続いているのかにも目を向けてみましょう。
こうした変化が2週間以上続いているときは、医療機関で専門家へ相談する時期です。

「まだ大丈夫」と思ったときこそ、少し立ちどまってみてみてください

「眠れていないけれど、仕事には行けている」
「最近イライラするけれど、忙しいから仕方ない」
「好きなことをする気力がないけれど、疲れているだけ」
このような状態で「まだ大丈夫」「まだ頑張れる」と無理を重ねるのではなく、何が負担になっているのか考えてみましょう。

睡眠時間増やして「休む」、家族や友人に「話す」、専門家に「相談する」など、できることから始めてみてください。
「心のヘルプサイン」に気づいたら、気づいた時点でご自身の心のために早めに対応することが大切です。

周りの人の「いつもと違う」に気づいたら

心のヘルプサインは、自分では気づきにくいこともあります。
だからこそ、同僚や部下など周囲の「いつもと違う」に目を向けることも大切です。

チェックポイント
1)挨拶や会話の「トーン・大きさ」を比べる
いつもより声が小さい、返事が短い、会話が減ったなど、普段との違いがないか見てみましょう。
2)仕事中の「様子や行動」を比べる
以前よりミスが増えた、遅刻・欠勤が続いている、仕事のペースが落ちた等、行動の変化に注目しましょう。
3)表情や「感情の変化」を比べる

以前に比べて表情が硬いな、イライラしていることが増えた、笑顔が減ったなど、感情の表れ方に変化がないか確認してみましょう。

気になる変化があったときは、「最近忙しそうだけど大丈夫?」「少し疲れているように見えるけど、何か困っていることはない?」など、まずは声をかけてあげてください。
その際は、無理に自分だけで解決しようとせず、産業医や保健師・看護師等の産業保健スタッフや相談窓口に繋ぐことも一つの方法です。

ONLINE健康推進室では、心のヘルプサイン等心配なことについて、公式LINE上で気軽にチャットや電話、WEB面談で相談が可能です。
自分のことや、周りの人のこと、「こんなこと相談していいのかな」と考えず、どんな些細なことでもご相談くださいね。

執筆者プロフィール ゆふ/保健師
保健師として地域包括支援センター・企業にて地域住民や従業員の健康支援に従事。
介護相談・特定保健指導等の経験をもとに、皆様が健康寿命を長くいきいきと生活できることを軸に支援しております。
人生100年時代!皆様が元気で健康に働けるようサポートさせていただきます
毎日の元気と笑顔をサポートする健康情報をお送りします!

季節のトピックスや健康増進に役立つコラム・動画を定期配信しています。
「これならできそう」、「これを実践したら心地よさそう」と思えることがあなたに合った健康づくりのヒントを見つけるコツ!
できることから無理なく健康づくりを始めましょう!バックナンバーはこちらからご覧いただけます。
ご質問やご相談など、健康相談をお気軽にご利用ください。相談方法の詳細はこちらからご確認いただけます。

看護師・保健師があなたのそばに。
ボタンをタップして、LINEで相談してみましょう!

一覧へ戻る