脂肪を燃焼するなら、ショウガは加熱がおすすめ
おいしいショウガでポカポカ代謝アップ・脂肪燃焼
血行を促進して、冷え性を改善してくれる食材としておなじみのショウガ。
風邪をひいたとき、ほっこりしたいとき、お湯にすりおろしたショウガとハチミツを入れたショウガ湯を飲むと身体がポカポカしてきますね。
そんなショウガには、体温を上げることで新陳代謝を促進し、脂肪を分解・燃焼させる効果があるためダイエット中の人にも好んで食べられています。
しかしこの効果を十分に活かすためには、ちょっとしたポイントがあることをご存じですか？
ショウガオールは加熱することで増える
ショウガの辛みの成分である
ジンゲロールは、
生のショウガに多く含まれている成分で、
抗菌や殺菌作用、免疫力アップなどの効果があります。
そのジンゲロールを
100度前後で加熱処理する・乾燥することで
ショウガオールという成分に代わり、
脂肪を分解・燃焼する効果があります。
つまり、ショウガは生の状態と加熱した状態で栄養効果が変わるのです！
暑い時期の食中毒予防には抗菌・殺菌作用がある
生のショウガがおすすめですし、
寒い時期に体を温めることや脂肪燃焼効果を期待するなら
加熱したショウガを選びましょう！
ちなみに、
ショウガを蒸すとショウガオールが生のショウガの10倍以上に増えるので、より効率的にショウガオールのパワー（代謝アップ・脂肪燃焼効果）を吸収することができます。
是非試してみましょう！
長期保存には冷凍がおすすめ
脂肪を分解・燃焼させるために毎日でも食べたいショウガですが、食べ過ぎると胃腸を刺激しすぎてしまうこともあるので摂取量に注意しましょう。
1日の摂取量は10～20gが目安です。
料理のアクセントとして使うのはもちろんですが、ショウガ湯や紅茶やココアなどのドリンクにすりおろしたショウガを加えるなどすると、より手軽にショウガを摂取することができます。
生のショウガを
購入するときは、太くて皮にハリがあり、傷が少ないものを選びましょう。
ショウガは冷気や乾燥が苦手なので、キッチンペーパーなどで包んでビニール袋に入れて冷蔵庫へ。
ショウガを長期保存するときには、冷凍するのがおすすめです。
使いやすいサイズにスライスしたり、みじん切りにしたものを、小分けにしてラップに包んで冷凍庫で保存します。ストックしておくと、いつでも使えて便利です。