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新型コロナウイルス感染症対策 vol.1

2022/07/28
ヘルスアップ健康だより

急激な速度での再拡大に不安を感じてお過ごしの方もいらっしゃるのではないでしょうか。 健康だよりでは、今週・来週2回にわたり、号外として新型コロナウイルス感染症について情報をお届けいたします。新型コロナウイルス感染症について再確認のうえ、より一層の感染対策と体調管理を行いましょう 。

新型コロナウイルス感染症の特徴
  • 主に口や鼻から出る飛沫(飛び散ったしぶき)で、人から人へ感染します
  • 空気中にしばらくウイルスが漂うことがあり、三密と呼ばれる環境(密集、密接、密閉)やマスク着用がなく換気の悪い環境では1人の感染者から複数人に感染が拡がることがあります
  • 手の触れる場所に数日間ウイルスが残り、同じ場所を触った人の鼻や口に入って感染することがあります
  • 家庭用洗剤、石けん、アルコール、次亜塩素酸ナトリウム水溶液で不活化(感染性がなくなる)します
新型コロナウイルス感染症の主な症状と治療方法
  • 全身症状(発熱、体のだるさ、味やにおいが分からなくなる)
  • 呼吸器症状(咽頭痛、せき、鼻水)
  • 症状が現れてから約1週間後に息苦しさを感じて肺炎と診断される人もおり、血栓症(血管内で血が固まる)による脳梗塞や心筋梗塞、心不全などの全身症状がみられることもあります
  • 高齢の人や糖尿病・高血圧・慢性肺疾患・免疫不全などの基礎疾患のある人、喫煙者、肥満の人は特に重症化する傾向があることが報告されています
  • 感染から3~5日後に症状が出る(最短で1日、最長で14日)ことが多く、症状が出る2日前から周囲の人に感染することがあります
医療機関を受診する前に
発熱しているけれど、医療機関や発熱相談センターに電話がつながらない場合は…
  1. 仕事や学校、保育園・幼稚園、学童保育などはお休みしましょう
  2. 発熱した日時を記録し、毎日の体温測定と記録を継続し、受診時に持参しましょう
  3. 電話がつながりにくい時間帯もあるため、タイミングをみて定期的に電話連絡し、受診できるよう試みましょう
  4. 受診までの期間、発熱により体調が悪い場合は、市販の解熱剤を服用して、症状に対処しましょう
    ※以下の場合は主治医や薬剤師に相談が必要です
    • 他の薬を服用している場合や妊娠中、授乳中、高齢、胃・十二指腸潰瘍や腎機能低下などの治療中の場合
    • 薬などによりアレルギー症状やぜんそくを起こしたことがある場合
    • 激しい痛みや高熱など症状が重い場合や症状が長く続いている場合
感染しないために普段の生活で留意したいこと
次回の健康だより号外では、「家族で一緒に感染対策(もしも自分が濃厚接触者になったら…)」を配信予定です

大切な人と自分自身を守るために、一人ひとりの感染対策が欠かせません。自宅での感染予防のポイントを一緒に確認しましょう。

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執筆者プロフィール 横山/保健師・公認心理師
臨床経験の後、行政での保健師経験の他、官公庁、民間企業にて産業保健に従事してまいりました。保健指導、健康相談、研修の企画、運営の他、メンタルヘルスの面談を数多く経験しています。
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